線路はつづく

日々身近な神戸電鉄や 貨物列車の撮影中心に楽しんでいます 最近は 月いちで北条鉄道へも足を伸ばす様になりました。

今年もあと二日

2024-12-30 17:50:30 | 蒸気機関車の時代
 1972年の正月は 北海道へ出かけました 当時は 今のような「青春18きっぷ」は有りませんでしたが その代わりに均一周遊券が有り 「北海道均一周遊券」は 

二十日間使用でき この時は 道東・道央でSLを追っかけました。

道東では 原生花園近くの湯沸湖で写しました。 

    

    1972年1月撮影 釧網本線 原生花園(臨)~浜小清水    C58  普通 網走行

 全面結氷した湯沸湖越しに 湖畔に打ち捨てられた漁船を絡めて写しました その向こうを雪晴れの下C58が 長い白煙を棚引かせ走り去りました。

撮影後 旅館の御主人に 氷の上を歩いて渡れると聞いたので 駅に向かおうと足を踏み入れましたが 雪を踏みしめる音か 氷のきしむ音か分からないけれど ギシッ

ギシッと言う音が聞こえて来たので 引き返したのも懐かしく思い出されます。

 湯沸湖からオホーツク海にそそぐ 小さな川を渡る混合列車です。

    

                 北浜~原生花園(臨)  普通 網走行

 湯沸湖から流れ出る川は 凍結しないので 白鳥の越冬地となっています。

この後釧路に向かう混合列車で 空いているからと思い貨車の後部の客車に乗ったのですが 空いているはずで暖房が利いてなくて(蒸気暖房なので 蒸気管の無い貨車

の後部に来ないのは当たり前) 次の駅で慌てて前の客車に移動したのも 今となっては好い思い出になりました。

 釧路で一泊し 朝から釧路近くの湿原で 道東のC58を写しました。

    

    1972年1月撮影 釧網本線 東釧路~遠矢    C58  普通 釧路行

 短い客車三両の普通列車が 湿原の小川を渡って行きました。

釧路では幣舞橋から写しました。

    

                 釧路~東釧路    C58  普通 釧路行

 1972年と言えば 札幌オリンピックが開催された年ですが この年は暖冬で雪不足に見舞われ 競技会場の設営に 自衛隊が活躍したのも話題になりました それでも

朝の網走はー15℃を記録するなど 関西生まれの私にとって厳しい寒さでした。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夜明け前から | トップ | 午后は 1373F »
最新の画像もっと見る

蒸気機関車の時代」カテゴリの最新記事