なにもしない1日

暴風雨予報だったので、昨日から休みと決めていた。
朝、とりあえず夫の弁当だけ作って（というか、詰めて）、送り出してまた寝る。起きたら11時半だった。
その後も読書くらいしかせず、ゴロゴロ。村田沙耶香「生命式」を読了。村田ワールド全開で、とても楽しめた。世の中では「クレイジー沙耶香」と言われているらしいが、村田さんの描く世界はわたしにはクレイジーとは思えない。人肉食なんかが出てきても「こういう世界もありうる」と思えるし、価値観が違うだけで今の世の中にだってもっとおぞましい常識はたくさんある。

日中玄関のチャイムが鳴ったけれどどうせセールスだと思い居留守をしていたら、おまわりさんの巡回だったらしい。雨の中ご苦労様です。いたって平和なので、大丈夫です。

ミシマ社がもとになって作ってくれた「一冊取引所」のことを知り、申し込む。わたしの店でどれだけ新刊の需要があるだろうかとも思うけれども、とりあえずやってみたいことをやろう。

夕飯は皿うどんを作るつもりだったけれど、弁当に作ったの残りのちらし寿司（すし太郎）を食べていたらおなか一杯になってしまい、夫には適当スパゲッティを作り、わたしはその具を少し食べた。今日はめずらしく、食欲があまりない。
友だちのツイートに触発され、山本未希「かしこくて勇気ある子ども」を電子書籍で読む。「自分の意見が言える」子どもに育つためには、その子の資質よりも社会の資質が問われると思う。そのために、わたしは何ができるか。

夫の口座に例の10万円が給付されていたことが判明。現金でわたしの分をもらう。うち2万は既に店用プリンタを買うのに使ってしまっている。残りをどうするか。お金を足してドラムを買うか。それとも店の家賃に回すか。とりあえず、夫が会社を変わった（仕事先と内容は変わらないけれど雇い元が変わったので）関係でやってきた、年金の支払いをするか。