YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

伸びる!

2014-07-26 07:57:35 | ガーデニング


おはようございます。
朝から熱中症になりそうな勢いの気温と湿度。照りつける陽射しが痛い。

そんな太陽の力もあってか、我が家の蔓植物たちがぐんぐんと伸びています。



フウセンカズラとルコウソウ。それに入谷の朝顔が参戦し、グリーンカーテン完成間近。でも、まだかなり隙間があるので、うまく一面緑になるかな?

びっしり緑で覆うのは結構難しく、また、せっかく咲いた花が葉の陰になってしまうなど、苦戦しています。ルコウソウは摘芯しなかったため一直線に伸びちゃったし…(^^;;



こちらは、サカタのタネで種を購入した「ツバメアサガオ」。蔓があまり伸びないタイプでハンギング(釣り鉢)にも利用できます。

そろそろ蕾をつけて欲しいな。



そして、団十郎様。

蔓はぐんぐん伸びているのですが、最近まったく花を咲かせてくれません。

日当たりの問題か、それとも肥料切れか…。

というわけで、今朝は化成肥料をまいてみました。肥料は袋のままだと扱いにくいので、持ち手つきの容器に入れて保管しています。これ便利ですよ。もちろん容器は100均で購入(笑)

さて、伸びるといえば、こちらも伸びてきたんです。



「ばったん」の羽~。
先日羽化して、もう立派な成虫です。

一方「ばっちゃん」はというと…



未だに羽がはえてこないものの、すくすく成長中。おしりのところに産卵管のようなものも見られます。

体長なんて「ばったん」よりも大きいんですよ。

というのも、ショウリョウバッタは雄と雌で体の大きさがまったく違うのです。雄は4~5cmなのに比べ、メスは8cm程度になります。

現在「ばったん(♂)」は4.2cm、「ばっちゃん(♀)」は5.3cmです。



それにしても、葉っぱに同化して見事に隠れてしまうので、探すのも、撮影するのも大変です。

だから、生き抜けるんだろうけど…。

ちなみにショウリョウバッタは4~8回
脱皮をして成虫になるんだそうです。ただ分からないのは、大きさが異なる雄と雌では脱皮の回数が違うのかということ。また、成虫になる時期は今回のケースのようにズレるものなのか…、新たな疑問がむくむくとわいてきます。自然観察は切りが無いです(笑)

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インドゾウの飼い方

2014-07-25 18:12:35 | 日々のお話


本日はゾウの飼い方のお話。

もちろん自宅の話ではなく、動物園のお話です(笑)



ここは、横浜動物園「ズーラシア」のゾウ舎です。オスのインドゾウは5トンにもなるそうで、万が一にもその巨体が暴れてもいいよう、頑丈で大きなつくりになっています。

右側にゾウのお部屋(つまり檻)があります。白いブロックはいちばん手前が餌を入れる容器、その奥が水を入れる容器。

よく見ると床の左側に黄色いラインがありますが、ゾウの鼻が届く危険な範囲を示しています。

部屋にゾウがいるときは、見学者はもちろん新人の飼育員も黄色いラインから内側は立ち入り禁止なんだそうです。

なんたって5トンの巨体ですから、その力ははかり知れません。

ちなみにゾウは、1日に100kgほどの餌を食べ、そのうち70kgは排出するそうです。



ゾウのための干し草。1束60kgあるそうです。ほとんどが輸入らしいですが、稲わらについては国内でまかなっているらしいです。

夏の間は横浜の農家から、2日に1回の割合でスーダングラスも届きます。

これ↓



市内の農家でゾウのための餌を育てているなんて驚き!!ぜひともその農家を訪問してみたい。

その他、それぞれの体調に合わせてサプリメント(?)を配合した餌も与えているそうです。



石鹸みたいなのはリンゴのゼリーにコンドロイチンやグルコサミンを混ぜ込んだもの。

ラスクマルは去年膝を痛めたので、それの改善のための餌。

丸いボール状のものはサツマイモボールで、周りにビタミン剤がまぶしてあるとか。
オスのゾウは鼻息が荒く、草にビタミン剤をかけても吹き飛ばしちゃうので、こんな工夫をするそうです。

飼育舎に入るときにはちゃんと足裏の消毒もします(人間の話)。



ちょっとしたことにも気を使い、動物を大切にしています。

そして、ゾウもゾウ舎に戻ると足の裏をお掃除してもらいます。



ゾウの足の裏は溝が深く、そこに何かが挟まって、足を傷つけてしまこともあるそうです。その小さな傷からばい菌が入れば、足が使えなくなることも考えられます。そして、動けなくなり、座り込んで過ごすうち、内臓が圧迫され、衰弱し、最悪の場合死につながることも考えられるんだとか。

だから毎日の足裏掃除に、飼育員さんたちは余念がありません。



↑こちらがラスクマル。大切に、大切に育てられています。

せっかくズーラシアに行ったけど、時間がなかったのと、暑かったのとで、動物にはあまりあえず…





↑一応バクとトラです。

あとは、こんなかわいい子たち(≧∇≦)





モルモットとパンダマウスだそうです。

今回は「インドゾウの飼い方」ということで、動物園のバックヤードにズームインしてみました。

以前、獣医さんから「生き物を飼うということは、その命に責任をもつこと」と教えていただいたことがあります。

ゾウはもちろん、可愛らしい小動物を飼うということは、とてつもない責任がついてきます。そこも含めて、生き物との付き合い方を考えていけたらいいなと思っています。

捨て猫、捨て犬問題や、最近では大型爬虫類や危険生物を野に放す方がいて大問題になっています。

飼い主になる方には、それなりの心構えをもって、責任ある行動をお願いしたいものです。



ちなみにズーラシアは今年で開園15周年。写真のポストから手紙を出すと、記念スタンプを押してもらえま~す(*^_^*)


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「バナナ虫」登場!

2014-07-24 08:25:23 | ガーデニング


今朝もアサガオが元気に開花中!

朝と夕方、水やりに忙しい季節です。植物だけでなく人間も水分補給につとめないと危険ですよぉ。熱中症でのの救急搬送数は例年を大幅に上回っているそうです。皆様どうぞお気をつけてお過ごしください。

さてさて、バナナ虫をご存知でしょうか?本名はツマグロオオヨコバイ。こんなヤツです↓↓↓



ツマグロオオヨコバイは「オオ」と言っても、1cmちょっとの小さな虫です。しかし、小さいながら真っ黄色の顔に黒いドットというなかなか強烈な色彩の虫。バナナ虫なんてかわい名前ですが、草木の汁を吸う害虫です。

少し前に幼虫を見つけたんですが、無事育ってしまったみたいですね。

これが幼虫↓



先日紹介したアオバハゴロモと同じ、カメムシの仲間。
奇妙奇天烈「アオバハゴロモ」

アオバハゴロモは、このツマグロオオヨコバイに綿をつけたような姿。綿をとったら形はそっくりなんだそうです。



↑これがアオバハゴロモの幼虫。

ま、どちらも害虫なんで、ガーデニングにとってはやっかいなものです(^^;;

そうそう、フウセンカズラの最初の実が膨らんできました。



涼しげで、かわいい!

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命輝く夏の高原!

2014-07-23 06:01:47 | お出かけ情報


関東地方もついに梅雨明けでーす!!!昨日11時、気象庁より発表されました。昨日は朝からミンミンゼミの声も聞こえてきてましたし、陽射しも強烈でしたよね。夏本番。まさに盛夏!!!

さて、本日も車山高原のお話。



花を撮影しようとカメラを向けると、なにやら写り込む虫の影~_~;
わたしは花を撮影したいんだってばぁ。

ほら、左端にこんなのが写っちゃってます↓



でも、ふと気づいたんです。
虫がいるのが当たり前で、いない方が困るのか…。

え~~~っ∑(゜Д゜)
いまさらそんなことに気づいたの???



↑これ、トウダイグサの仲間だと思うんですが、花をよくみようと近づくと…





すごぉ~く小さな花なのに、すごぉ~く小さな虫がくっついているんです。

そりゃ、当然のことなんですけど、これを見たとき、あ、こうやって種ができて、命の輪が巡るんだなぁーって、心にストンと落ちてきたんです。

よくみれば、それぞれの花に、それぞれの虫たちが…。



アザミの花には、ミツバチだけじゃなくて、黒くて細長い小さな虫がびっしり((((;゜Д゜)))))))




これ、なんていう虫だろう?チダケサシの花の小さな虫をよく見てみると、なんだか意外とかわいい?

かわいさ、豪華さでいうとチョウの仲間はすごいですね。こちらは花より主役になることもしばしば。


↑アサギマダラなんて女王の品格。


↑ゴージャスなヒョウモンチョウの仲間。


↑目が大きなセセリチョウの仲間。



こうやって虫たちが花粉を運んでくれることで、違う株と交配することができるわけです。

もちろん自家受粉する植物だってあるけど、他家受粉の方が、いろいろな形質が出現しやすくなり、環境適応しやすくなります。

ですから植物の方も、自家受粉しない工夫をしていたりします。

例えばハクサンフウロ↓



まだ開きかけの花。綺麗な雄しべに思わすうっとり。

そして、花びらが開き始めると、中心に雌しべが伸びてきます。



雌しべが開く頃にはもう雄しべの姿がありません↓



こんな風に雄しべのあとに雌しべが成熟する仕組みは「雄性先熟」と呼ばれています。反対に「雌性先熟」なんていうのもあります。

どちらも自家受粉を避け、様々な遺伝子を交配させる工夫です。

花粉を運んでもらう相手も虫だけでなく、風だったり、水だったり…

それぞれの花が、それぞれの花にあった方法を選択し、命をつなげているのです。

もちろん虫だって同じ。花を食べるものもいれば、葉を食べるものも、同じ虫を食べるものも…



↑ヒメシロコブゾウムシ

のんびりした動きは、なんだか見ていてほのぼの~



↑ササの葉っぱにはミヤマフキバッタの
仲間がちょこんとのってたり…



↑こちらは葉影で獲物を待っているのかな…。

食べるつもりが食べられる…なんてこともしばしば。



ビンズイのお母さんが子どものためにせっせとバッタを捕まえていました。

カメラはiPhoneオンリーだったので、さすがに望遠は無理ですね(^^;;



↑ひょっとして、わたしも餌???

たぶん汗をなめてミネラル補給中なんでしょうか?



ミクロからマクロへ。そんな風に考え出すと、目に入る全てのものがより輝きを増して見えてくるような…。

命輝く夏の高原!!!
それぞれが、それぞれの命をつなぐ工夫をし、その営みを繰り返すことで、地球という星が成り立っているんですよね。

改めて考えると壮大だな…。



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高原の花~盛夏~

2014-07-22 06:12:57 | お出かけ情報


ただ、ただ、ニッコウキスゲを思い描いて突然旅立ったミニハイク。しかしながらというか、当たり前というか、この時期、高原にはニッコウキスゲ以外にもたくさんの花々が咲き始めていたました。



車山までの路線バス。言ってはアレだけどオンボ◯ぉ。道はガタガタ、ぐねぐねだし…。でも、こういうの、なんかいいですよね。





テンション上がるぅ…



バスを降りた先に待っていたのは…

カキツバタ

チダケサシ

そして、リフトで上がった車山山頂

ミネウスユキソウ

ヤマブキショウマ

ヨツバヒヨドリ

ハクサンフウロ

ネバリノギラン

やっぱり高原の花々はいいですねぇ
*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*

…って、ネバリノギランは地味すぎでしょ?名前の通り花の下部がネバネバしていて、したからやってくるアリなどの昆虫が蜜を盗んで行くのを妨害しています。そうした虫たちは花粉を運んでくれませんからね。

イブキトラノオ

シナノキンバイ

キバナノヤマオダマキ

シシウドの蕾

何度見ても、蕾の折り畳まれ加減がすごい
∑(゜Д゜)

たくさんの花々に圧倒され、道を歩きながら、右に左に目移りしてもう大変…!







高原の花に色鮮やかなものが多いのは、昼夜の気温差が関係あるんだとか…。







もう紅葉している葉っぱまでありました。ニッコウキスゲは今が満開ですが、今週末までは楽しめそうです。

八王子から特急なら1時間半。そこからバスで1時間。思った以上にお手軽なフィールド。トレッキングコースも短いものから長いものまでとっても豊富。

ちなみに時間がある方は、霧ヶ峰に隣接する姫木平もオススメ。霧ヶ峰までのハイキングコースが静かで快適なうえ、素敵なペンションがたくさんあります。以前に泊まったペンションです↓

ペンション赤い屋根
ご飯がめちゃめちゃ美味しいです。畑で収穫体験など自然体験もできます。
1泊2食8800円(1名からOK)

ペンションアルペンフローラ
本格的なイングリッシュガーデン併設。押し花教室もあります。
1泊2食7500円
(休前日+500円/1名利用時+500円)

✳︎どちらの宿もそれぞれ素敵なんで、次にいく時は迷っちゃうなぁ…。

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