きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

トイレ、どこですか?

2011年06月06日 | 韓国
トイレ、どこですか?(原題:화장실, 어디에요? )  2002年  
監督:フルーツ・チャン
出演:アベ・ツヨシ、チャン・ヒョク、チョ・インソン

トイレ、どこですか?


チャン・ヒョクとチョ・インソンが出てるし
「トイレどこですか?」なんてお気楽なタイトルだから
そんなんでイメージしてこの映画見たらビックリします(笑)

公衆トイレに子供が生み捨てられたことから話が始まる
おばあちゃんが子供を拾いあげるの
それが人形なんだよね、堂々と(笑)
うえ~~すごい映画!って一気に期待が高まりました

ともかくずっとトイレの話
便したり尿したり(笑)
食べて出して、、人間だって大自然だわ

そしたらそのあとはまったく想像を超える話に(ずっと糞尿からは離れませんが、笑)
公衆トイレがごろんごろんと道を転がったときは笑いました

香港、インド、韓国、アメリカ、中国、、若者は旅をする
すんごい壮大な話
人間の生き死にから、生きる喜び苦しみ、そして地球環境から未来へ
なんかそんな話に、、、
面白いからと誰にでもお薦めできるものではございません

オムニバス映画「美しい夜、残酷な朝」の「dumplings」
あの危険すぎる怖い映画を撮った監督さんなのね
なるほど、、、




冬冬(阿部力)は北京の公衆トイレに捨てられた赤ん坊で、偶然そこを通ったおばあさんに拾われ育てられた。冬冬は病に倒れたおばあさんを助けるため名薬を求めて世界中を旅することになる。高麗人参を求めて釜山にやってきた冬冬は、愛する女性の病気を治すため東奔西走しているソンパク(チャン・ヒョク)に出会う。そして遺伝性の病で40歳までしか生きられないソンパクの友人チョ(チョ・インソン)も自分の病を治すため旅に出る。


グッバイ、マザー

2011年06月06日 | 韓国
グッバイ、マザー(原題:애자)  2009年  
監督:チョン・ギフン
出演:チェ・ガンヒ、キム・ヨンエ

グッバイ、マザー


2009年ソウルで観ました
いい映画だなぁって思ったけどストーリに大きな展開があるわけじゃなくて
字幕でしっかり理解してからと思って楽しみに待ってました
でも印象はそんなにかわらなかった

誰にでもいつかは母親とこうして別れる日がくるわけで
順番に見送るっていうことは幸せなことよね
物語が作られ過ぎてないからこそ、しみじみと観られるいい映画よね

桜並木を車で走らせながら
「きれい~~~」って見上げるお母さんの表情がジーンときました

亡くなったお母さんとのさらに別れるシーン
そしてパソコンに、、、
じわっと暖かい気持ちになりました




幼い頃に父親を亡くし母親に女手ひとつで育てられたエジャは、個性的な性格でトラブルメーカー故に気の強い母親とぶつかってばかり。29歳になったエジャは、未だに定職に就かず結婚もせずに小説家になる夢を追い続け、そんな彼女に母親は厳しく当たり溝は更に深まっていった。そんなある日、母親が突然倒れる。


復讐者に憐みを

2011年06月06日 | 韓国
復讐者に憐みを(原題:복수는 나의 것)  2002年  ☆☆☆☆
監督 パク・チャヌク
出演 シン・ハギュン、ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ 




何年かぶりにもう一度この映画を観た
前に観たときは嫌ではなかったけど正直ピンとこなくて消化不良ながらも
やっぱり印象は一緒だった
「乾いてる」

悲惨で残酷で痛くて
目を覆いたくなるようなシーンばっかり
だけどなぜか見てて悲しくないのよね
悲しさとか感情が伝わってこない
怒りも乾いてる感じで
逆に耳が聞こえないリュが吹き出したくなるくらいに可笑しい時がある

復讐してるつもりが、いつのまにか復讐される立場になる復讐の連鎖
最後はみんな死んでしまう物語が
楽しいかって言われると楽しくはないんだけど
でもぐいぐい引っ張られるように観ちゃった

画面のひとつひとつが綺麗で面白いのよね
設定も面白いし

そしてペ・ドゥナが、なんかも~~すごかったわ



パク・チャヌク監督の復讐三部作の「復讐者に憐みを」
悲惨な復讐劇が災いして興行的には振るわなかったそうですが
そうでしょう…淡々と人が死んでいく映画でした
登場人物は結局全員死んでしまいましたよ
それも、どうしても殺されなければいけない理由があるのか
結果として悲惨な殺され方ばかり

「人生は辛い事や苦しい事の方が多いので、その暗い部分を映画にしたかった」と監督が言っていた通り
明るく楽しいシーンはほとんど無かった

乾いた悲しみ
ポロポロ涙が流れる悲しさじゃなくて
その悲しみが人生そのものかもしれないと
なぜか安堵感さえも感じるような
とても不思議な映画でした


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先天性聴覚障害者を持つリュ(シン・ハギュン)。闘病中のリュの姉は腎臓移植しか生き延びる方法がないが、リュと姉は不適合で移植できない。リュは臓器密売に手を出し、自らの腎臓と全財産を引き換えに適合腎臓を譲り受けることにした。摘出手術が終わり目覚めてみると金と腎臓を盗まれ逃亡されていた。リュの恋人で極左活動家のヨンミ(ぺ・ドゥナ)はイルシン電気の社長トンジン(ソン・ガンホ)の娘の誘拐を提案する。