きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

愛を逃す

2011年06月28日 | 韓国
愛を逃す(原題:사랑을 놓치다)  2006年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:チュ・チャンミン
出演:ソル・ギョング、ソン・ユナ、イ・フィヒャン、イ・ギウ 

愛を逃す

観たかったんですよねこの映画☆

「愛を逃す」というタイトル通り、すれ違って愛を逃してきた男女の話
メロドラマみたくイライラするのかなぁって想像しながら観たけど、そうじゃなかったですね
どこにでもいそうな男女の話
だって実際の人生はドラマや映画みたいにドラマチックに展開しないもん

10年間、お互いにずっと思い続けてたわけじゃなくて
ヨンスは離婚してるしサンシクの愛にも気付いちゃったし、、ウジェもきっといろいろあって
なんとなくつかず離れずにいたふたり
バス停で見送るシーンはいつも気持ちがすれ違ってる時
何回もそんなことを繰り返しながらまた近づくふたり

ソル・ギョングのキスシーンって記憶にないんだけど今まであったかなぁ
ヨンスが一瞬戸惑うところも可愛くて思いっきり感情移入しちゃいました
なのにあとになって「ゴメン」だなんてー
私だって絶対に怒る!(笑)
奪い取るような激しい愛もあるかもしれないけれど
ウジェのこんなふわふわした優柔不断な愛もきっとある
「ゴメン」は思わず言っちゃった照れ隠しなんじゃないかと私は思うんだけど、、

ヨンスの母親のイ・フィヒャン
ドラマ「天国の階段」で意地悪な継母だったけど、田舎の素朴なオンマに変身して驚きました
いつもニコニコして可愛かった
初老の男女の恋愛も微笑ましくて、静かで穏やかな恋愛があるって言いたいのかなぁ
無口なイ・ギウがむちゃくちゃかっこよかった!

ラストシーンは愛を逃さないで終わりそうなんだけど
別れる男女も同時に登場させているところが面白い
出会って結ばれることも、別れることも、すべてが「愛」だって言いたかったのかしらん
ロッカーの鍵が開かなかったり、ドアが開かなかったり、シャッターが開かないシーンがたくさんあったのは「人生の答えがなかなかみつからない」ことの象徴として描かれてるそうです

音楽も素敵だった、すごく好きな映画です☆




大学漕艇選手のウジェ(ソル・ギョング)は付き合って200日目の日ガールフレンドに振られた。友人のヨンス(ソン・ユナ)とヒョンテ(チョン・ベス)は忘れろと慰めるが、結局、逃げるように軍隊に行ってしまう。ある日、ヨンスが面会に訪れるが、学校で見た姿と違いはるかに女らしくなった彼女の姿に視線が止まるウジェ。「こんなんじゃだめだ」と心に堅く決めて彼女を終列車に乗せるがヨンスの後ろ姿はなぜか寂しい。


あなたの初恋探します

2011年06月28日 | 韓国
あなたの初恋探します(原題:김종욱 찾기)  2010年  
監督:チャン・ユジョン
出演:イム・スジョン、コン・ユ、チョン・ホジン

あなたの初恋探します

人気ミュージカル「キム・ジョンウク探し」の映画化
原作ミュージカルの歴代出演者が次々でてくるところも注目でした

機長役のシン・ソンノク、名前がちょっと違うキム・ジョンムクにオ・マンソク、旅行会社の社員役のキム・ムヨル
そしてなんと、最後にキム・ジョンウク役としてオム・キジュンが出てる~
みんな歴代の主人公かな?
チョン・スギョンはそのままミュージカル・スター、スギョンとして出演してるんだって

ちなみにストーリはほぼ同じだけど舞台監督のジウが舞台に立つという設定はミュージカルにはないそうです
舞台監督がいきなり歌うの?って唐突な展開に笑ったけど原作がミュージカルだからなんとなく納得、チョン・スギョンの歌に聴き入っちゃいました、彼女はミュージカルスターだったのねぇ(「喧嘩」に出てましたね、単にインパクトの強いわき役女優さんじゃないのね)

ジウの妹ジへにプロポーズしたキム・ドンウクとか
ハン・ギジュンの姉役のチャン・ヨンナムとか
ストーリー的にはなんの関係もなく登場する俳優さんたちも嬉しい
楽しさてんこもりの映画なんですよね
ヨン様ツアーが出てきたり、日本の空港の設定があったりしてずいぶん日本を意識して作られた映画なのかなぁとも思うけど、、

ストーリーは若干強引な感じもあるけど退屈しないで楽しかった
主人公二人が新鮮で笑いも満載
前の席にご夫婦が座ってたんだけど、ご主人様がいいタイミングで笑ってくれるので私も気分よく笑えました

映画を観る前は韓国の人って初恋の人にこだわるよねぇって思ったけど、ただ初恋の人を探す話じゃなかったのね
どこか踏み出せない人生を送ってる二人が一歩前に進む話
ジウのお父さんが言ってた「運命に委ねるんじゃなくて自分で掴んだものが運命になっていくんだ」という言葉が印象に残りました
いつも渋めのチョン・ホジン氏、笑えるお父さん役もいいのね~♪
肩を張らずに気軽に楽しめる映画でした



初恋の人“キム・ジョンウク”が忘れられない三十路のジウ(イム・スジョン)。さえない草食系男子のキジュン(コン・ユ)が立ち上げたばかりの「初恋探し株式会社」に父親になかば強引に連れて行かれるが乗り気になれない。一方、なんとか会社の初仕事を成功させようと、キジュンはありとあらゆる方法で初恋の相手を探しだそうとする。最初は相性が全く合わなかったふたりだったが、次第に気持ちに変化が起きはじめる。