きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

素晴らしい一日

2011年06月12日 | 韓国
素晴らしい一日(原題:멋진 하루)  2008年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:イ・ユンギ 
出演:チョン・ドヨンハ・ジョンウ
原作:平安寿子

素晴らしい一日


しみじみといい~☆
チョン・ドヨンとハ・ジョンウがどこにでもいそうな男と女を演じるってワクワクする
こういう韓国映画が日本で観られる喜びを感じちゃう

イ・ユンギ監督は「女、チョンヘ」を撮った人なのね
原作は平安寿子の「素晴らしい一日」
「アドリブナイト」もそうらしい
ヒョンビンとイム・スジョンの「愛してる、愛し てない」も井上荒野の「帰れない猫」が原作だった
日本の原作と相性が合うのかな?
私とも相性がよさそう

作家系の作品は地味だからこの映画もあまり興行はよくなかったらしいけど
2009年の百想芸術大賞監督賞を受けてます

チョン・ドヨンが目の周りのアイラインで真っ黒にして登場して
不細工なんですよね
髪は艶がなくて着ているコートも安っぽそう
昔の男の前で気の強さは変わらなくて
終始むっつりの不機嫌顔で生活に疲れてる
それがだんだんと可愛く見えてくるの

かたやハ・ジョンウは最高に情けなくて
金もなく仕事もなく家もなく
ご本人はいたって呑気で夢を語って
何を言っても暖簾に腕押し糠に釘状態
でもどこに行っても何故かみんなに愛されてる

そんな二人が金策に歩くロードムービー

作られ過ぎてない物語がほど良くて
ソウルの街の風景もリアルでとても居心地いい
ヒスとビョンウンがそこにいて今もきっと私と同じように暮らしてて頑張ろうって気になる
俳優の力って大きいなぁ
チョン・ドヨンとハ・ジョンウの共演だからこその楽しさでした

ささやかな心の機微の変化を感じる、気持ちいい大人な映画でした



人生に行き詰まったヒス(チョン・ドヨン)は350万ウォンを取り返すべく競馬場にビョンウン(ハ・ジョンウ)を捜しに行く。2人は1年前に別れていたが、30代で仕事も恋人も貯金もないヒスにはどうしても彼に貸したままになっていた金が必要だった。相変わらず楽天的でお調子者のビョンウンはのらりくらりと彼女の追求をかわす。


クァンシクの弟クァンテ

2011年06月12日 | 韓国
クァンシクの弟クァンテ(原題:광식이 동생 광태)  2005年  
監督:キム・ヒョンソク
主演:キム・ジュヒョク、ポン・テギュ、イ・ヨウォン、チョン・ギョンホ

クァンシクの弟クァンテ


前半は兄クァンシクの話
7年間想い続けた女性に告白することができない男の煮えきらないラブストーリー

後半は弟クァンテの話
付き合った女の多数の恋愛自由主義者

最後は二人の恋の結末

前半の兄クァンシクの情けない恋愛模様がかなり面白かった
「次にホチキスの芯を買うときにオッパを思い出す」
「トイレに行くたびにあの時のことを思い出して君のことを考える」
笑える~(笑)
微笑ましくていいカップルになりそうなんだけど
恋愛も結婚も結局は「運」もしくは「縁」ってことなのかな

楽しかったんだけど、かゆいところに手が届かない(?)面白さ
どうも最近は作られ過ぎたストーリーに気持ちが乗らない傾向があるみたい
お兄ちゃんが歯がゆかったかしらん
あそこまで煮えきらないってことは好きって気持ちもそこまでってことかな
でも最後は笛がなったし
ハッピーエンドな雰囲気で終わったのでよかったわ



写真館を営むクァンシク(キム・ジュヒョク)は内気で女性に愛の告白をした経験もない。そんな彼が友人の結婚式で7年前の大学時代に片思いした女性ユンギョン(イ・ヨウォン)と再会する。 ユンギョンはクァンシクに「気が向いた時に遊びに行く」と言い残しクァンシクの胸は高鳴る。クァンシクの弟クァンテ(ポン・テギュ)は、兄とは対照的に交際した女性は数知れず。恋愛の自由主義者であると自認し、「一人の女性と12回以上寝ない」という鉄則をもっている。そんなクァンシクはマラソン大会で出会ったキョンジュに目を奪われ交際を始める。ある日、ついに、ユンギョンがクァンシクのところにやって来るが、やはりクァンシクは自分の思いを伝えることが出来ない。一方、クァンテは12回目の関係をもつ前にキョンジュと別れなければと思っていた矢先に別れ話を切り出され、喜ぶべきなのに心がうずき始める。


M エム 

2011年06月12日 | 韓国
M エム (原題:M)  2007年    
監督:イ・ミョンセ
出演:カン・ドンウォン、イ・ヨニ、コン・ヒョジン

M


若手のベストセラー作家ハン・ミヌ(カン・ドンウォン)が経験する「白昼夢」
ストーリーというより彼の錯綜した頭の中を覗いているような話でした
面白かった
綺麗だったし
デュエリストよりも好き

ミミの存在がミステリアスで前半は謎のままで面白かったんだけど
終わってみたら初恋の人だったり交通事故だったりして
どうしてもそっちに行っちゃうのね

デジャブのような場面が繰り返したりして(立場を変えて)面白かったんだけど
中盤それが長かった
謎のまま時間が経過するってほどほどがいいよね
ミミが時々コミカルなイメージで動くんだけど、笑えない

誰かに見られているという恐怖感によって精神が混乱している若手人気作家
眼鏡のカン・ドンウォン
今までとイメージが違ってすごく良かった~




華麗な経歴と外見で多大な人気を得ている天才ベストセラー小説家ハン・ミヌ(カン・ドンウォン)。裕福で魅力的な婚約者ウネ(コン・ヒョジン)との結婚を前にした彼の人生は完璧だった。しかし最近新しく書き始めた小説が上手く書けず不眠に悩まされている中、いつからなのかどこへ行っても、誰かといても何をしても常に誰かから逃れられないでいた。そんなある日、夢に出てくるような路地にたたずむ居酒屋に立ち寄った彼はそこで紫色の服を着た1人の少女と会う。彼女の名前はミミ(イ・ヨニ)。11年前に別れたミヌの初恋であり追っていた視線の主人公だ。一方、ミヌの理解できない行動にウネは不安を感じていた。ウネは自身の今までと同じ愛とは違い彼の視線が他の誰かに向いていることを実感する。