ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

スポッテッドバス?@トラウトレイク

2012年06月03日 | ミシガン・バス&その他
釣りトモのRockさんから入電。

「トラウトレイクのバスは引きが強いわ、ジャンプはスゴイわで、普通のラージと違うように思うんですよね~、なんなんでしょう?」

お話の内容からスポッテッドバス(以下スポッツ)の可能性あり。
これは調査するしかないでしょう。

ちなみに、ラージとスポッツの違いは・・・



要約
・上あごの付け根が目の後ろを超えていたらラージ
・背びれのするどい部分と丸みをおびた部分が明確に分かれていたらラージ
・舌にとげがあるとスポッツ(ただし、ごく稀にラージにもあり)

トラウトレイクはアイランドレイク州立公園内にあり、公園オープンはAM8時。

それまではいつものケントレイクで時間調整がてら、比較用のラージの写真を撮っておくことに。

橋脚ぎりぎりパターンが完全に崩壊していることを確認しつつ(哀)、ラージをいくつか釣ってみる。

さて、ケントレイク産 とれたてラージを見てみましょう。



見慣れた体躯ですね。

いつも癒しをありがとう。



上あごの付け根は目の位置よりはるか後方。



背びれのするどい部分と丸みをおびた部分の境目は・・・微妙!
分かれていると言えば分かれているし、下のほうでつながっていると言えばつながっている。

ま、口の大きさからしてまず間違いなくラージ。

・・・にしても釣れない。
水もなんだかのっぺり。



そんなまったりタイム、はるか沖で小魚が追われているのを発見。
ウェーダーの限界まで水に浸かり、ポッパーを遠投!



あごながのラージ48センチ!

あー、気持ちよかった。。。帰るか。

イカンイカン、トラウトレイクにいかねば。

アイランドレイク州立公園に車を滑り込ませて、徒歩で彼の地へ向かう。

さてトラウトレイク。



水質がジンクリアな上、のっぺりとして つかみ所が無い。。。

ウェーディング+遠投で沖のウィードを探る・・・

ルアーは1/4ozのジグヘッドをセットしたチューブワーム。

が、おいしそうなウィードがなかなか見つからず、タイムアップ寸前(汗)。

ようやく しゃきしゃきとしたウィードを発見。すると・・・

ヒットー!

噂どおり、スモールには及ばないものの、サイズの割りにはよく引くし、よくジャンプする。

ま、ファイトは季節とコンディションにもよるので、この段階でラージとスポッツの判別は困難。

厳かに魚体を拝見・・・



クリアウォーターの魚らしくきれいですね。

まずはヒレ。



つながっているといえば、つながっているような。。。

お次に口。



こ、これは・・・
目の方が口より後ろに来てますね。
スポッツか?!

舌を触ってみると・・・



とげが!!

スポッツ確定!!

続いて二匹目。
皮膚の色とか模様では判別不可能ですね。



目の位置を見てみると・・・目が後ろ。
スポッツ確定。

背びれも見てみましょう・・・



つながっているといえば、つながってますね。
・・・にしても微妙。

タイムアップと同時にヒットした3本目。



よく引きましたよ。40センチ。

でも・・・



背びれは完全に分離。

目は・・・



あごの付け根の前。

ということでラージ確定。

トラウトレイクにはスポッツとラージが混在していると言っていいでしょう。

今回の調査では、背びれでの判定は困難ということが分かりました。
口の付け根で判断するのが間違いなさそうです。

ともあれ、ミシガンでスポッテッドバスが釣れることが判明。
ファイトも習性もラージとスモールの中間と言われるスポッツ。
アメリカにいるうちに一度釣ってみたい、と思ってましたが、まさかこんな近場で実現するとは・・・

Rockさん、情報ありがとうございました!

タックルメモ
ロッド:エバーグリーン Super Spitfire ICSS-64L TG
リール:Quantum KVD 30C
ライン:Trilene フロロ 6lb
ルアー:メガバス POP-X、Gander Mtn チューブワーム4" + 1/4ozジグヘッド