さて、進むにつれ瓦礫が多くなってきて走りにくいなぁ、なんて思っていたら、急に目の前に何かが現れました!!
うむむ、、、鹿ですね。
ちらりこちらを見て、ゆうゆうと歩いていきます
角を曲がって視界から消えました。
それからエンジンをかけて角を曲がると、そこにはもう鹿の姿は無く、変わりない林道が続いているのでした・・・
山崩れが多く、道が悪くなってきています。
多少走りにくくても、倒れて落ちるよりかはマシ、ということで、常に山側を走るようにしていましたが、もう緊張の連続です。
ある程度慣れたとはいえ、ちょっとしたミスで転倒しそう。
膝とか肘とか、こけたらただじゃすまないな・・・・
谷が土砂で埋まっていました。
この谷、ぐるりと回ったら、うわぁ~ガレガレです・・・
走りやすいと思ったら、一部ガレガレの場所もあり、ほんと疲れますね・・・
9時半ごろから林道に入って、約2時間半、そろそろ林道も終わりです。
丁度お昼ご飯どきでお腹がグウグウなっていて、山から下りたら国道沿いの喫茶店か飯屋で何か食べないといけませんね
慣れない林道走行と緊張で、もうヘトヘトです。
と、、、思ったら、なんと!!
門が閉まっていました・・・・
抜け道も無く、頑丈な鉄の棒や岩で塞がれています。
「・・・・・」
これからまた、あの道を戻るのか・・・
今の疲れ具合と精神的な消耗度を考えると、とても現実的と思えない解決策です。
「バイクを寝かせて、下をくぐらせるか・・・」
自転車でもあるまいに、さらに非現実的と思われる手段をまじめに考えてみるほど、引き返すという手段に対するボクの拒否反応は強いものだったのです
しかしどう考えてもこの門の向こう側に抜ける方法が無いことは明らかなのでした・・・・
この事態をどう切り抜けるのか!!
答えは一つ。
つづく・・・