こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

もう夢中

2015年11月20日 09時07分35秒 | 文芸
小学校高学年になると、各クラスに月刊の少年誌と少女誌が一冊づつ配本された。

家で雑誌を買うゆとりのない貧しい世の中だった。

 私のクラスは『少年』と『なかよし』。

毎月配達されると回し読みする。終わると隣のクラスと取り換えた。

隣のクラスは『ぼくら』『リボン』。

とにかくむさぼるように読んだ。

『鉄腕アトム』『鉄人28号』『矢車剣之助』など連載漫画にドキドキワクワクしっ放し。

 少年誌を読み終わると、少女誌も読みたい。

ただ、(男が女の子の漫画を読むなんて恥ずかしい!)時代。こっそり読んだ。

どちらも面白いのは同じ。『リボンの騎士』『マキの口笛』『おてんば天使』みな面白かった。

 別冊付録は読み、組み立て付録はクラスでくじ引き。

当たると嬉しくて堪らなかった。 

月刊誌の発売日が近づくと、勉強どころではなかったのを懐かしく思い出す。

 
コメント
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