こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

いろいろあるなあ~

2015年11月30日 00時28分02秒 | Weblog
風呂の工事が始まった。

まず解体工事。

^「ガンガンゴンゴン」

うるさいことうるさいこと。

とはいえ、留守にするわけにもいかない。

我が家の大黒柱なのだ、私は。

いくら甲斐性なしでも、その事実は不変だ。

工事が終わった後、覗いてみた。

きれいさっぱり空っぽになっている。

30年前に、自分も手伝って出来上がった風呂は跡形もない。

石やセメントを運んだ、あの暑い日。

記憶はちゃんと残っている。

でも……?

ちょっと悲しいね。わびしいね。

でも、家族はたらしいお風呂を待っている。

システムバスだとか…快適なんだろうな。

でも、私にはあのタイル張りの風呂に愛着を感じる。

私の時代は、こうやって終わっていくのだろうか。




そんな時に郵送されてきたのは、公募入選作が掲載された冊子。

夫婦の手紙全国コンクール優秀作品集である。

自分のページを見つけて読む。

さっき味わった悲しさわびしさが、少し癒される。

人生、悪いことだけじゃないのだ。

生きているって、こういうことなんだろうな。

自分で自分を励ましている。

年を取ったら、こういう感じになってしまうのだ。ハァ~~。







コメント
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