こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

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2017年02月14日 09時26分05秒 | Weblog
この冬一番の寒い日。寒さに震えながら、モルモットのマルちゃんのケージを覗いて訝った。気配に気づけば、いつもこちらへすぐ向かってくるのに、その日は隅に縮こまって動かない。呼びかけてもピクリとも動かない。
 口元へ餌をもっていっても、なんと知らんぷりだ。水も飲もうとしない。これまでにない姿に異常を覚え、戸惑い慌てた。
 飼い始めて一年、もしや寿命が来たのか?
「寒くて動けないだけよ。私らも同じでしょ」
 娘がさらっと言った。そこでケージの大幅改装(?)である。まずは大掃除。次にダンボールの箱を加工、冬眠用洞穴の代用を作ってやった。暖房の設定も再確認した。
 それでも飲まず食わず。じーっと縮こまったまま状態。ついに覚悟を決めた。
 翌朝、静かにケージを覗きこむと、向こうからつぶらな瞳が。大根の葉をかじっている。(こいつめ!)高熱に苦しんだわが子が治った時と同じ。もう嬉しくて目頭が熱くなった。
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