この冬一番の寒い日。寒さに震えながら、モルモットのマルちゃんのケージを覗いて訝った。気配に気づけば、いつもこちらへすぐ向かってくるのに、その日は隅に縮こまって動かない。呼びかけてもピクリとも動かない。
口元へ餌をもっていっても、なんと知らんぷりだ。水も飲もうとしない。これまでにない姿に異常を覚え、戸惑い慌てた。
飼い始めて一年、もしや寿命が来たのか?
「寒くて動けないだけよ。私らも同じでしょ」
娘がさらっと言った。そこでケージの大幅改装(?)である。まずは大掃除。次にダンボールの箱を加工、冬眠用洞穴の代用を作ってやった。暖房の設定も再確認した。
それでも飲まず食わず。じーっと縮こまったまま状態。ついに覚悟を決めた。
翌朝、静かにケージを覗きこむと、向こうからつぶらな瞳が。大根の葉をかじっている。(こいつめ!)高熱に苦しんだわが子が治った時と同じ。もう嬉しくて目頭が熱くなった。
口元へ餌をもっていっても、なんと知らんぷりだ。水も飲もうとしない。これまでにない姿に異常を覚え、戸惑い慌てた。
飼い始めて一年、もしや寿命が来たのか?
「寒くて動けないだけよ。私らも同じでしょ」
娘がさらっと言った。そこでケージの大幅改装(?)である。まずは大掃除。次にダンボールの箱を加工、冬眠用洞穴の代用を作ってやった。暖房の設定も再確認した。
それでも飲まず食わず。じーっと縮こまったまま状態。ついに覚悟を決めた。
翌朝、静かにケージを覗きこむと、向こうからつぶらな瞳が。大根の葉をかじっている。(こいつめ!)高熱に苦しんだわが子が治った時と同じ。もう嬉しくて目頭が熱くなった。