こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

2019年01月05日 14時05分41秒 | Weblog
「ゆーきや、こんこん。あられやこんこん。ふっても、ふっても~~♪」
 童謡から思い浮かぶ光景。それは子供のころに満喫した、わがふるさとの姿である。
 冬になると、よく雪は降り積もった。ちょっと冷えたかなと思えば、チラチラ白いものが降り出す。こな雪、ぼたん雪、あられ……冬の光景は白く彩られた。楽しくて家を飛び出し駆け回った。手を突き出すと、雪は手のひらに舞い降りる。あっという間に解けた。降り続けると、手のひらに白く積もった。
 夜にしんしんと降り出せば、翌朝はあたり一面真っ白の銀世界である。なぜか胸が感激でときめいた。雪だるまつくりをを競いあう。手製の竹スキーで滑る。そして雪を手で丸めて、楽しい雪合戦だ。ほっぺたを真っ赤にてはしゃぐ子供たちのなかに、わたしはいた。
 もうあの情景の再現は難しい。雪は降らなくなった。暖冬というより温暖化のせいなのだろう。
 あの感動的な銀世界の光景を また目にしたいものだ。
コメント
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