こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

回顧アルバム・最終版 赤毛の世界

2021年01月30日 01時18分46秒 | 日記
いよいよ青春回顧も今回で終了。
ふるさと川柳の募集も、
応募が全国各地から寄せられて、
さてどうなるものやらと、
コロナを横にらみに、
応募作品の確認開始をスタート。
よき時代を振り返る余裕もなくなりそうだ。
まず一区切りつけることにした。

最後の回顧シーンは、赤毛モノ。
演劇に関わり始めたとき、
翻訳劇をそう呼称していたっけ。
20歳になったばかりの私が出会った
お芝居が赤毛モノだった。
アーサー・ミラーの「橋からの眺め」。
不法移民問題を取り上げていたように記憶している。
当時働いていた加古川のアマ劇団の公演だった。
圧倒され感動を受けた結果、
根暗な青春生活を送っていた私、
勿論芝居のシの字も知らない無知な暴挙というべきか、
その劇団へ飛び込む羽目になってしまったのだ。
その後赤毛モノの舞台は数多く参加することになった。
後年自分のプロデュースでは、
「ベニスの商人」「リア王」「オセロ」などのシェイクスピアの名作を、
他に「ガラスの動物園」「授業」「二人で狂う」「アンネの日記」「夜の来訪者」などなど、
不条理なものからオーソドックスなものまで、
やりたい作品は即取り組んできたっけ。

さあ、もう青春の記憶に思いを募らせるのは終わりとしよう。
老後のやりたいことを、やっつけてしまおう。
未練を残したまま命が尽きないように。(本当にそう思う。せっかく生かされているんだからと)
コメント
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