こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

酔っぱらう

2022年07月07日 11時33分59秒 | 日記
雨と暑さが繰り返される中、
ここしばらく畑仕事を控えめにしている。
源ちゃんも散歩に出渋るほどの暑さ、
自分で涼しい場所を探し出しては、
寝そべったりじーっと大人しくしている。

もう少し暑さは続きそうだ。
年齢も年齢、無理は禁物と自分に言い聞かせながら、
できることをこなす。
きょうは野菜スープカレー、ポテトコロッケ、プリンなどなど、
保存しやすいものや日持ちのよいものを手当たり次第に作る。
なにせ、いまや大き目の冷凍庫があるのだ。
調理しながら冷蔵庫の食材を整理していて、
目に留まったのは缶ビール。
いつ買ったものか、貰ったものか、記憶にない。
何気に手に取るとブルタブを引っ張っていた。
お酒やビールはあまり飲まなくなった昨今、
時々飲みたくなるのは、
40代頃までは、かなり飲む環境下にいたからだ。
調理師という職業、趣味のアマ劇団活動……
終われば同僚や仲間と飲みに出るのが普通だった。
スナック、クラブ、居酒屋、深夜喫茶、
ときには自宅に仲間を集めての酒盛り。
本当はアルコールは苦手。
周囲に合わせて飲んでいたにすぎないが。
だから自分の限界も分からず飲み過ぎることはしょっちゅう。
酔っぱらって通勤の電車内で寝てしまったこともある。
ただ酔っぱらうのが悪くないこともある。
職場の忘年会パーティ
(当時勤務のレストランは姫路商工会議所内にあり、
忘年会や新年会は会議よと合同の大掛かりなものだった)で、
酔っぱらって、ある瞬間から記憶は途絶えた。
「君はすごいなあ」翌日同僚が呆れた口ぶりで、
酔っぱらった私が会議所のマドンナ的存在にアタックしたことを教えてくれた。
もともと大人しくて超まじめなイメージだった私の変身に驚かされたという。
まさに汗顔の至りで、
その後くだんの女性の顔をまともに見られなくなったが、
なんと彼女がユタカ祭りに誘ってくれるという展開に。

酒って悪くもなかったなあと、
缶ビールを口にしたが、
半分も飲めなかった。
苦くて、旨いと思えなくなっていた。
あの若い日々は、何だったんだろう?
苦くも甘い記憶を蘇らす私だった。
コメント
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