こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

誕生日

2022年07月06日 06時09分51秒 | 日記
きのうは子供の誕生日。
というわけで、
プレゼントは別にして、
夜の食事に、
CODATE293cafeの弁当を予約。
特別な料理というオーダーで、
子供も喜んでくれた。
ステーキも驚くほどやわらかくて絶品。
歯具合が不調な私も美味しく食べられて感激。
思わず眼がしらが熱くなった。
誤魔化すのに作り笑顔が必要なほどに。
そうなのだ、物心ついたころから、
泣き虫を隠す処世術を自然に身に着けていたのだ。
普通の社会で泣いて得することは何もない。
昔は男が泣くのは情けないと教えられていた。
でも私がもって生まれた本姓は泣き虫。
小学校に上がるまでは無類の泣きべそで、
何かつけて「ビィービィー」泣きわめき、
母を困らせたものだった。
そこで「泣き虫のスネちゃん」と呼ばれていたのを思い出す。
泣き虫を返上した後も、
実は人の目のないところでは感情むき出しで、
漫才や落語でゲラゲラ笑い、
悲しいドラマや映画を見ると、
ボロボロ涙を流したものだった。
そんな感性を人前では意識して隠すようになっていた。
本性を抑制することは、
かなりしんどかったのだろう、
積もり積もった鬱屈間。
その反動が私をお芝居の世界へ追いやったのだと確信する。

何はともあれ、
同席の家族に涙を見せることは、
かろうじて防げた。
子供の誕生祝いは滞りなく終わったのだった。(ホッ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする