こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

お魚屋さん

2023年11月17日 12時32分01秒 | 日記
久しぶり、本当に久しぶりの、
お魚屋さんでのお買い物。
加西市役所前にある
活魚専門の「鮮魚西松屋」
売り出し日のチラシを見て、
珍しく覗いて見る気になった妻のお供だ。
妻の亡き父親は漁師、
鮮魚活魚とのお目見えは日常だったのだ。
そして私は、
引退前まで働いていた厨房に、
出入りされていたのが西松屋の大将。
弁当総菜会社の食材のメインは冷凍で、
鮪など刺身の食材は、
ハマチ、タイなどだけは鮮魚での仕入れだった。
その鮮魚を卸していたのが西松屋さん。
時には冷凍のマグロが足りなくなったりすると、
急遽連絡を入れる相手は西松屋の大将。
「鮪やな。分かったわ、
マンようにええのんが入っとるさかい、すぐ持っていくわ」
即座に配達してくれた大将と、
しばらく鮪談議をやるのが常だった。
魚の知識もたくさん頂いた。
いつも品質のいい鮪を優先的に回してくれたらしい。
「毎度おおきに。また頼んます」
無愛想な顔から感じたのは、
愛想という摩訶不思議なものだった。
10年近くそんな関係だった大将。
私的な交流は深夜勤務専従だった私に、
その機会は最後までなかった。
しかし大将には心地よい記憶しか残っていない。
その顔を見たかったが、
店頭に揃う顔は若い顔ぶれ。
それでも気分良くなる対応は大将譲りだった。

せこがに、鮪の柵、、カワハギを買い求めた。
年金暮らしでは、それが精いっぱい(笑)

三日ほど贅沢を味わう夕食が続いた。
勿論朝取りした我が家の野菜が、
最高のパートナーになってくれたのである。(ウンウンウン)

コメント
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