こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ヒエ取り

2021年08月03日 07時57分11秒 | 日記
厳しい暑さが続いている。
畑の周りは水田だが、
いま水の出し入れが行われる時期だ。
数年前までコメ作りをやっていたが、
暑い時期、稲田に入って、、
ヒエ取り作業をしたものだ。
子供が小さかった頃、
よく手伝わせた。
米や野菜作りを体験させておきたかったからだ。
父親の後に続いて田んぼに入った子らは、
まだブツブツ文句を垂れる年ではなかったせいか、
親が拍子抜けするほど、真面目に取り組んでくれた。
それどころか慣れてくると、
わたしと競争するぐらいの真剣さ。
一緒に汗をかき合った親子。
勿論稲とヒエの区別がつかず、
稲を引き抜いたりと、
目を離せないところもあったが、
実に幸せな気分を味わったものだ。
「しんどかったわ。
そやけどとうさんの懸命な作業をみとったら、
文句なんか言えへんかったわ」
この間帰郷した息子はよく覚えていた。
「そやけどおもろかった」
締めくくった言葉に、
私と息子は顔を見合って、
笑い出してしまった。
いいか悪いかは分からないが、
子供が親を手伝う意味は、
十分あった気がした。

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夏休み

2021年08月02日 11時07分14秒 | 日記
涼しい時間を見計らって、
鎖に。暑いときはゲンナリしている源ちゃんも、
少しすずしくなると元気を取り戻す。
畑のの向かい側に子供たちの姿が。
近くにあるピアノの教室に通っている子供たちだ。
他に子供たちの姿はない。
いま夏休み中。
子供たちはどうしているのだろうか。
最近は普段でも
子供たちが外で遊ぶ姿を見ることが稀有になっている。
クーラーの効いた室内でゲームに興じている方がいいのかも。
コロナが加わり、
猶更室内に閉じこもって傾向が顕著なのかも知れない。
夏休みといえば宿題があった。休みに入った早々、
一変にかたづけてやるかと思ったりするが、結局だらだら。
先があるやんと先送りしてしまったものだ。
新学期を前にした数日、
父を助っ人に必死に宿題を間に合わせたものだ。
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降ってくるモノ

2021年08月01日 09時43分32秒 | 日記
きのう4時過ぎに畑へ行ったはいいもの、
いきなりスコールと言っても良さそうな強い雨に見舞われ、
源ちゃんの別荘(?)に潜り込んで、雨が通り過ぎるのを待ちました。
源ちゃんも潜り込んで身を寄せ合うシーンも。最近は水遊びもさせているので、
少々の雨にひるむことはないと思うが、やはり濡れるのは嫌なのか、
私の側で実に大人しくしていた。
雨のおかげで水やり作業はしなくて済み、
雷が一緒じゃなかったのは勿怪の幸いで、草刈りが結構捗ったかな。
夜居間で落ち着いていると、いきなりポタッ!
天井から落ちてきた黒いもの、そうムカデ。慌てて退治。
田舎に住んでいると、別に珍しいことではなく、
他の昆虫や蛇いもりなんてことも有りますね。
子供の頃はネズミの姿や鳴き声も日常。
今はゴキブリが主役に打って変わってますが、
昔はゴキブリなど小物に過ぎなかった。(笑)
暑い時期に寝るとき吊った蚊帳、
蚊帳の上にどさっと落ちた蛇がくねくねと這うのを、
下から見上げていた時の恐怖。
布団にくるまって目を閉じる私の側で、
「グースカ、グースカ」兄がいびきをかいていた。
寝相の乱れた兄の存在が、どれほど心強かったか。
オビンタレの私には兄が必須(?)だったのだ。
兄がいなくなって30年以上たつ今、
少しは強くなった弟である。
強くなったのも兄のおかげなのは確か。
いつも思い出すと、
(ありがとうな、兄ちゃん)と女々しくなる私なのだ。
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