「死にたい」と言葉にしてはいないのだが・・・・
ブログ1367で、「食べれる」のに「食べなくなった」老人のことを書いた
心臓や肺に水が溜まった92歳の老女は
3週間の入院治療で快復し退院となり家に帰った。
もう自分は「食べれない」と思い込み、
口から食べることを忘れてしまかったのように
食べなくなった。
93歳の誕生日を迎えた。
躰を起こし、躰や腕を支えていけばトイレまで歩いていける力はあるのに
ベッド上で、老女はなすがままにオムツ交換をしてもらっている。
「ベッドサイドテーブルは使わないから」、と息子から話され、テーブルは引き上げた。
座って食べれるのに、寝たままで口から食べるのは、余計飲み込みずらい。
老母が「食べれない」「食べたくない」、と話されたら
その言葉を額面通りに受け取る息子は、
エンシュア・リキッドとOs-1を与えれば
それで栄養は摂れる、勘違いのまま・・・・
喉が通りやすいもの 飲み込みやすいものを紹介するも
本人は依然「食べたい」と気持ちにならず
躰に食べ物が入らないと、力がでないし、生きる意欲も出てこない
1月8日に退院し、まもなく2月の暦になる
口から食べないと、本当に飲み込みができなくなるし
胃も小さくなり、食べ物が入っても胃の働きが機能しなくなってしまう
息子は「胃ろうは造らない」、と話され、自宅で看取りをする、と・・・・。
彼女に「食べたいもの、好きなものを食べたら」と話すも、答えは返って来ない。
眼は窪み、躰や手足の筋力は萎え始め、仰向けのまま寝たきりにある。
どうしたらいいのか
訪問するも無力感に陥り、糸口が見えないまま
生きる主体は老女にあるのだが・・・・
「死にたい」とは発してはいない彼女
生きたいのか、死にたいのか、わからない
ブログ1367で、「食べれる」のに「食べなくなった」老人のことを書いた
心臓や肺に水が溜まった92歳の老女は
3週間の入院治療で快復し退院となり家に帰った。
もう自分は「食べれない」と思い込み、
口から食べることを忘れてしまかったのように
食べなくなった。
93歳の誕生日を迎えた。
躰を起こし、躰や腕を支えていけばトイレまで歩いていける力はあるのに
ベッド上で、老女はなすがままにオムツ交換をしてもらっている。
「ベッドサイドテーブルは使わないから」、と息子から話され、テーブルは引き上げた。
座って食べれるのに、寝たままで口から食べるのは、余計飲み込みずらい。
老母が「食べれない」「食べたくない」、と話されたら
その言葉を額面通りに受け取る息子は、
エンシュア・リキッドとOs-1を与えれば
それで栄養は摂れる、勘違いのまま・・・・
喉が通りやすいもの 飲み込みやすいものを紹介するも
本人は依然「食べたい」と気持ちにならず
躰に食べ物が入らないと、力がでないし、生きる意欲も出てこない
1月8日に退院し、まもなく2月の暦になる
口から食べないと、本当に飲み込みができなくなるし
胃も小さくなり、食べ物が入っても胃の働きが機能しなくなってしまう
息子は「胃ろうは造らない」、と話され、自宅で看取りをする、と・・・・。
彼女に「食べたいもの、好きなものを食べたら」と話すも、答えは返って来ない。
眼は窪み、躰や手足の筋力は萎え始め、仰向けのまま寝たきりにある。
どうしたらいいのか
訪問するも無力感に陥り、糸口が見えないまま
生きる主体は老女にあるのだが・・・・
「死にたい」とは発してはいない彼女
生きたいのか、死にたいのか、わからない