暑い夏の夕暮れ雲
1638 暑い? 涼しい?
こうも暑い日が続くと
ベッドに伏している老人も
在宅介護者も
気怠さと疲れだけが溜まり大変な日々の連続。
民家を利用した小規模デイサービスの入浴介助も大変。
民家の浴室には冷房設備はないところがほとんでである。
汗がだらだらと顔や体を流れてゆく
コロナウイルス感染防止対策では「密接」「密着」を禁じているが
入浴介助は、密着そのものであり、「ノーマスク」である。
サービスをお願いするケアマネジャーとして、「感謝」の気持ちでいっぱいである。
在宅訪問をしたら
63歳の澤松七花さんは「この扇風機涼しくないの?」、と言われ
扇風機を止め、よく見たら扇風機の羽が逆向きになっていた。
カバーを外し羽の向きを変えたら、風が飛び出し、七花さんは驚きの声、「風が吹いた」。
94歳の間舟婆さんは、扇風機の風をあたりながらダウンジャケットを着ていた。
米寿になった緑谷婆さんは、下着の上に毛糸のベスト来ていた。