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雨上がりなので、朝ドラを見てから来ました。案の定、鳥の動きは鈍い。坂を下る途中で何やら声が聞こえたので立ち止まった。と、シジュウカラの幼鳥たちが現れた。
もう、親離れし兄弟達とおしゃべりしながら食事をしているようだ。今日、確認できた鳥は8種。随分と少ない。こんな時は花と昆虫です!
坂を下りた時、背後から来たチョウが目の前に止まった。クロヒカゲだ。「2回目の羽化(盛夏)個体は午前早めに活動する」と図鑑の解説にあった通りだ。
.この後見た個体は眼玉模様の数が少なかった。この変異が面白い。
林内にポツンと白いセリ科の花。健康だった頃、植物の専門家Mさんとオオバセンキュウではないかと議論したことを思い出す。
茎の屈曲がないことからセリモドと教わった。キアゲハの幼虫が食べる葉っぱの一つだ。
もう目線は下気味。珍しくツユクサに止まる虫がいた。ホソヒラタアブでした。よく手の甲や腕に止まって塩気を撮る可愛いハナアブの仲間だ。
暫らく絵にした後、逆側の林縁の巻かれた葉っぱにサシガメと思われるカメムシがいた。これは難問でした。図鑑やグーグル写真検索でも分からない。
それもその筈、これは幼体でした。アリに擬態するホソヘリカメムシの5齢幼虫(成体になる直前)に何とか辿り着いた。
キビタキの幼鳥を見た辺りで待機。なんも出て来んな!と諦めかけた時、忙しく飛び回っていたオニヤンマ(♂)が小枝にピタッ!ラッキーストライク!
シャターを押して暫くしたら、数羽のエナガも登場。
次はクモだ。近くに3体。薄茶色のものと、褐色気味の個体。左前足2本を揃えて構えている姿は瓜二つ。クモ図鑑は持っていないのでネット検索。
イオウイロハシリグモが妥当かなぁ~?
もしかして前者はまだ幼体で、近くにいたこの個体が成体ののかもしれない。調べ始めれば、この分野も面白そうだ。
実を付けたイノコズチにヤマトスジグロシロチョウ。蜜もなさそうだが何しているの?
翅を開いた姿はオオルリシジミ? が、体も小さく、ここにはクララがない。シジミチョウを撮るときは翅を閉じた側面をとるのが肝要だったなと思う。
ヤマトシジミの(♂)が妥当。 帰途に撮ったイトトンボはオツネントンボかな?図鑑でははっきりしないのは恐らく幼体であるからだろうと思う。
その変態の様まで示された図鑑があればいいなぁ~。
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