俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

列列椿(つらつらつばき)

2007年03月04日 | 俳句

『咲き誇る つらつらつらら つら椿』
(さきほこる つらつらつらら つらつばき)

『桜餅 一つで充分 嫁二つ』
(さくらもち ひとつでじゅうぶん よめふたつ)

『雛祭 甘より辛の 梅の酒』
(ひなまつり あまよりからの うめのさけ)

『佐保姫は 如何にしてある 雛祭』
(さほひめは いかにしてある ひなまつり)

『散歩兼ね 塀越しに見る 梅見かな』
(さんぽかね へいごしにみる うめみかな)

『春の夜に 六等星の 輝けり』
(はるのよに ろくとうせいの かがやけり)

『ありなしや 朝寝の嫁の 息を見る』
(ありなしや あさねのよめの いきをみる)

『春探す 奇人変人 少なかり』
(はるさがす きじんへんじん すくなかり)

『春はまづ かろのうろんよ ふるさとの』
(はるはまづ かろのうろんよ ふるさとの)

『ブランコや 天と地を蹴り 裏表』
(ぶらんこや てんとちをけり うらおもて)
コメント
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