キノコを掻き揚げた。

やはり美味しいと飽きないんだな。

免疫力アップを目指し、ここのところ続けているキノコ生活。手を変え品を変えあれこれと、いろんな味わいをたのしんでいるところであるが、今度は天ぷら。舞茸、エリンギ、しめじを玉ねぎと共に掻き揚げにした。

なんとなく成功。
さくさく。玉ねぎも甘くておいしい。こりゃいくらでも食べられるな。

どうも上手に作れない掻き揚げが何とかモノになったのは、数年前、足げく通った、あのマスターのおかげ。
プロに料理の作り方をずけずけと聞く方も聞く方だが、なんでも教えてくれた。
天ぷら、特に掻き揚げのコツについても然り。

マスターとは、店が賃貸契約の終了を機に暖簾をおろしてから会うこともなくなった。ある料理屋で働いていたようだが、共通の知人情報によると、今年亡くなったらしい。

今さら悲しいとか寂しいという感慨はないが、揚げ物するたびに彼のことを思い出していたし、今後もそれは変わらないだろう。
人の縁とはそういうものだ。