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ちなみに、北海道のお馴染みジンギスカンである。
家庭でも珍しくない光景と思うが、やらない家庭では、やらない。この点、ジンギスカンも、よくある焼肉も、鍋料理も同じとして以下に続く。
なぜなら面倒。食卓を営む奥様あるいは焼肉奉行(以下、運営者)はストレスを溜めてしまうからだ。
まずは、これを囲む人々の協力関係が大事なのである。
運営者の指示に従うことは勿論だが、指示を待つことなく、自ら肉などが焦げないようにひっくり返したり、焼ける場所そうでない場所間での移動などをすることは肝要。
焼けたら食うべし。まず取るべし。でないと焦げる。肉などが焦げるのは勿論、鉄板が焦げ付く。後片付けをする立場の人間はこれを最も嫌う。
この基本が分かったら、次はペース配分だ。
焼けたものから食べる、すなわち、空いた場所には新しい肉などが投入されるわけだが、やたらと取り過ぎたりするとペースが狂う。なので、運営者とその他皆の気遣いが必要。
さらには、一度、戦場に上がったら、最後まで戦うべし。
勝利は肉とその他材料はすべて食べ尽くすことにあり。したがって、戦線離脱することは許されない。それをされると、やはり困るのは運営者だ。中途半端に余ったものをどーすんだよ!と憤ること必至。
お腹一杯、とか、もう十分と言って箸を置く、席を立つのはもってのほか。ただの自分勝手でしかなく、そーゆー人という烙印を押される。
ただ、肉と野菜のバランスが異状であるとか、量的にありえない過不足があった場合、運営者は修行が足りないと自ら反省することも肝要だ。
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ジンギスカンの場合、うどんやラーメンで〆ることが多いのだが、最後のこれが美味しかったら戦いは概ね勝利となる。
ああ、たまに、しゃぶしゃぶ食べたいな。