HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

うたばん

2005年09月10日 | その他日記
・・・といっても、石橋さんと中居くんが司会をやってる、あのTV番組じゃありません。
「歌」の「伴奏ピアノ」のことです。
初等教育専攻の大学生 きのっちさんは、もうすぐ始まる教育実習に備え、ピアノの「うたばん」課題をどっちゃり与えられています。
その楽譜を見ると、印刷されてるものだからといって 理想的な伴奏とは限らない。
けっこうヘンな伴奏もありますね。
中には、伴奏書かない方がずーっとよかった、と思わずにいられない めちゃくちゃな伴奏がついているものさえあります。
昔、私が小学生だった頃には、めっちゃくちゃな伴奏を大音響で弾く先生がいっぱいいて、子ども心にも「こりゃひどい(-_-;)」と思ってたもんです。
何しろ、ど~んな曲にでも「ドソミソ、ドソミソ・・・・」と伴奏して平気でいる、などという先生は 一人や二人じゃありませんでした。
私の小学生時代で一番アンビリバボーな伴奏は、音楽の専科の先生が「小さい秋みつけた」 につけた「ドソミソ、ドソミソ」です(;-_-+。
あれだけはどうしても許せないよ\(`口´)/
それはひどすぎるとしても、初等教育、特に幼稚園や保育園の先生になるための学校や学部では、ピアノのカリキュラムの中に、「ポピュラー奏法」のプログラムを是非入れていただきたいと思います。
現代の歌に、19世紀からの「機能和声」だけでは、とても対応できません。
リズムも同様です。
ぜひとも『コードプログレッション』『ポピュラーアレンジ』を勉強して、現場に臨んでいただきたいという、これは現代の音楽にかかわる者としての 切なる願いです。
きのっちさんも、 楽譜に 間違った和声やダサイ伴奏が書いてあると
「ヘンだよね・・・?弾きたくない・・伴奏、変えちゃってもいいかな・・・?」
と 気が進まない様子。
さすがうちの生徒!いい感覚だ(=^▽^=)
その調子で、どんどん かっこいいオリジナル伴奏をアレンジしてくれたまえ!(^O^)/~~~