HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

高円寺ライブの夜

2005年09月15日 | いろんな楽器
それは夕べのことです。
OBの若いもんが ドラムのトラ(客演)で出演しているというので、高円寺のライブハウス『CLUB LINER』に行きました。
お目当てのバンド『ファージ』はラストの出演です。
大音響で ガンガン絶叫するのかな~、と思っていたらさにあらず。
中央バックのドラマーだけでなく ギタリストもベーシストもその他の楽器も、全員 着席しての演奏だった。
楽器は他に、ラテンパーカッションのコンガみたいな太鼓(1本だけだったからコンガじゃないね。アシーコ、ってやつかなあ)とシンセ。
30分間のステージ全て、レゲエテイストのサウンドだった。
ドラムのビートに、太鼓の トロピカルな、そしてそこはかとなくエイジアンな香りの 揺れのあるリズムが気持ちよく重なり、ゆらゆらと心地よい揺らぎの世界へ。
ギター、男声と女声とのデュエットもクリアで気持ちよく、そこへシンセがかぶる。
ある時はピアノサウンド、ある時はブラスやストリング風、またある時はピアニカを使って。
そして時おり響く、透明な音色のウィンドチャイム。 しゃらら~ん・・・・♪
ゆったり、まったり、ゆらゆら。
いいよ~o(^o^)o
トークがほとんどないのも気に入った。
聞くところによると、このウィンドチャイム、寡黙なリーダー自らによる手製だとか。
あ~ん、私にも作ってほしいよ~♪

ライブがハネての帰り途。
下北沢駅に降りると、駅前の「ストリートライブ定位置」となってる路上で、若者が二人、「カリンバ」の演奏をやっていた。
カリンバは、主にアフリカ大陸に 伝わる民族楽器で、小さいタッパーくらいの木の箱の上に 金属の棒みたいなキーを並べ、これを指ではじいて演奏するもの。
この時の彼の演奏は、沖縄スケールのアドリブ演奏で・・・
ゆったり、まったり、ゆらゆら。
なんか公園とかで、シャボン玉パフォーマンスを見てるような気分になる音楽だった。
すっかり気に入って立ち止まったけど、私以外に観客はだれもいない。
おーい、みんな~、聴こうよ~・・・
結局 弾き終わった彼は私一人の拍手にお辞儀をしてくれました。
カリンバの曲のキー、そしてスケールは 演奏者がその都度 作るそうで、だからカリンバも、いろんなキー、いろんなスケールのものを いっぱい持ってるとのことでした。

一晩で、ゆったり・まったり・ゆらゆらを 2回も体験できた夜でした\(^O^)/