Sちゃん(小1):
先週「チム・チム・チェリー」が宿題になっていました。
「どう、やってみた?」ときくと、
「やってきたよ。いっぱい練習した。お母さんに『ちがうでしょー!』って言われながら、すごく練習した」と言って、さっそく弾いてくれました。
楽譜は、リズムパターンをエンピツで囲ったりして書き込みもしてあり、お母さんが一緒に練習してくれたんだなあ、ということがわかりました。
Sちゃんは、むずかしい両手を真剣に合わせながら、いっしょうけんめい弾いたので、最後まで両手で弾き切ることができました。
すごい。がんばってきたね。
「あのね、わたし、発表会で、これ弾きたい。ぜったい弾きたいの」
「ふうん、いいよ」
えっ、いいのか、そんなにあっさり決めて!とお思いでしょうか。
しかしこれには、Sちゃんの気持ちを大事にしたい、という私の思いがあるのです。
最初は「むずかしい~」と言っていた「チム・チム・チェリー」ですが、いっしょうけんめい練習した達成感も含めて、大好き!という気持ちになったのでしょう。
クリスマス会のときに映画を観て、そのシーンもイメージに浮かんでいることでしょう。
発表会なんて、まだまだ先のこと。
そのころには、Sちゃんもっと上手になってるかもしれないし、そのときでもまだ、チム・チム・チェリーが弾きたい気持ちが続いているかも、わからないことです。
でも、今、この瞬間に、Sちゃんがチム・チム・チェリーを大好きで、発表会で弾きたい!と思っている気持ちは本物です。
その気持ちは、とってもすてきな、大事なこと。
だから、Sちゃんの気持ちを、一緒に分かち合いたいのです。今、このときにね。
新年度が始まって、発表会の計画が具体化して、選曲を始めるころには、Sちゃんの気持ちは「チム・チム・チェリー」から離れているかもしれない。
そしたら、その時は、その時のSちゃんと、またすてきな夢を膨らませて選曲すればいい。
あるいは、その時にも、まだSちゃんは「チム・チム・チェリー」への思いを大事に持っているかもしれない。
それはそれで、すてきなことです。ぜひ弾きましょう。
チム・チム・チェリーは 大変よくできた、ハイクオリティーな曲です。
いかようにもアレンジできますし、どんなおしゃれな演奏にも作り上げることができます。
さて、これからのSちゃん、どうなりますか。
先週「チム・チム・チェリー」が宿題になっていました。
「どう、やってみた?」ときくと、
「やってきたよ。いっぱい練習した。お母さんに『ちがうでしょー!』って言われながら、すごく練習した」と言って、さっそく弾いてくれました。
楽譜は、リズムパターンをエンピツで囲ったりして書き込みもしてあり、お母さんが一緒に練習してくれたんだなあ、ということがわかりました。
Sちゃんは、むずかしい両手を真剣に合わせながら、いっしょうけんめい弾いたので、最後まで両手で弾き切ることができました。
すごい。がんばってきたね。
「あのね、わたし、発表会で、これ弾きたい。ぜったい弾きたいの」
「ふうん、いいよ」
えっ、いいのか、そんなにあっさり決めて!とお思いでしょうか。
しかしこれには、Sちゃんの気持ちを大事にしたい、という私の思いがあるのです。
最初は「むずかしい~」と言っていた「チム・チム・チェリー」ですが、いっしょうけんめい練習した達成感も含めて、大好き!という気持ちになったのでしょう。
クリスマス会のときに映画を観て、そのシーンもイメージに浮かんでいることでしょう。
発表会なんて、まだまだ先のこと。
そのころには、Sちゃんもっと上手になってるかもしれないし、そのときでもまだ、チム・チム・チェリーが弾きたい気持ちが続いているかも、わからないことです。
でも、今、この瞬間に、Sちゃんがチム・チム・チェリーを大好きで、発表会で弾きたい!と思っている気持ちは本物です。
その気持ちは、とってもすてきな、大事なこと。
だから、Sちゃんの気持ちを、一緒に分かち合いたいのです。今、このときにね。
新年度が始まって、発表会の計画が具体化して、選曲を始めるころには、Sちゃんの気持ちは「チム・チム・チェリー」から離れているかもしれない。
そしたら、その時は、その時のSちゃんと、またすてきな夢を膨らませて選曲すればいい。
あるいは、その時にも、まだSちゃんは「チム・チム・チェリー」への思いを大事に持っているかもしれない。
それはそれで、すてきなことです。ぜひ弾きましょう。
チム・チム・チェリーは 大変よくできた、ハイクオリティーな曲です。
いかようにもアレンジできますし、どんなおしゃれな演奏にも作り上げることができます。
さて、これからのSちゃん、どうなりますか。