HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ヒバリ教室「補助ペダル」の変遷🎵

2022年08月15日 | レッスン日記(小中高生)
最近、ついに「補助ペダル」を導入しました。

ヒバリが「新前ピアノの先生」だった頃も補助ペダルってものは存在してたけど、やけに高く(高さが)、やけに高く(値段も)、しかも高さが融通できず、おまけにペダルを踏むのも重い。
こんなん要らない、と見切りをつけていました。

しかし、小さい生徒たちがピアノを弾くのに、足をしっかり踏み締めるのは大事です。

そこでヒバリが工夫して使っていた品々の歴史を下にご紹介します。


1.百科事典を積む。(この写真は、今はなき百科事典の代役の『曲集』ですが)
生徒の体格に合わせ、2冊・3冊と調節できるのが便利だった。
「調べ物もできるし踏み台にもなる。一石二鳥でしょ」と生徒に言っていたら、そのうち自分で積み重ねながら「1さつ2ちょうだよね!」と言っていたのは笑ったww


2.インターネット時代となり、かさばる百科事典を処分。
アンティーク調の「物入れ件フットレスト」を見つけ、これぞピッタリ!と買ってきたけど、生徒が弾きながら足でクッション部分(物入れのフタ)を開けてしまうので、「気が散る」という理由にて降板。
今ではレッスン室で けん玉やブンブンごま、グリッサンド手袋などの「秘密兵器収納」として活躍している。


3.厚底スリッパ
これは今も現役で活躍しています。
もう10年ぐらい使ってるかも。足がちょっぴり長くなる感覚で、小学校低学年くらいから使える。
ただ6〜7センチくらいしか高くならないので、就学前の生徒には効果ないし、小柄な子だと姿勢に無理がでる。


4.ついに本格補助ペダル導入。
最近、どうしても踏み台が必要な低年齢の生徒の入会が続いたこと、そして市販の補助ペダルの性能が良くなってきてることなどが、導入に踏み切った理由です。

「足が届かないうちはペダルを使わせません。そもそも、その年齢では、ペダルを使うようなレベルの曲が弾けません」という方針の先生もいらっしゃいますが、クラシックオンリーではないヒバリ教室では、小さいうちからペダルをけっこう使わせているので、それも補助ペダル導入の理由の一つです。

ふうー、思へば長い試行錯誤の歳月であった…

【おまけ】
前にドクターからもらったアイデアには笑っちゃったので、貼っておきます(笑)


「大発明!ハダシで弾いても大丈夫です」だそうです笑
(ホテルでもらった『足袋ソックス』だよね笑笑)

 





久しぶりのレッスンで弾きまくる🎵

2022年08月15日 | レッスン日記(小中高生)
ジェリーくん(小1):
夏休みに入った頃から、あれこれ都合やら体調不良やらでレッスンに来れないことが続いてしまい、今日やっと、3週間ぶりのレッスンに来ることができました。

ピアノの足元には、前にはなかった「補助ペダル」がセットしてありました。

「ほら、見て。踏み台置いたんだよ」と先生。
「こうすれば、ペダルが簡単に踏めるじゃない?それに、みんなが足ブランブランさせなくていいし」 
「ふーん、なるほどね」

ジェリーくんは楽譜を出す間も待てないって感じで椅子によじのぼり、ガンガン弾き始めました。

でもこのポーズだから、補助ペダルぜんぜん用無し
今まで弾けなかった分を取り戻すかのように、次々弾く弾く。

ひとしきり弾いて、それから楽譜ファイルを出して、ちゃんと座り直して、それから改めて、今までやった曲を弾きました。
「『カイト』にね、伴奏つけてほしい」とは、お休みになる前に書いてあげた 嵐の「カイト」のメロディー譜のことです。
「うーん、ちょっと難しいかもだけど…」と、ささっとコードネームを書き込んであげたら、ジェリーくんはちゃんとコードをつけながら弾きました。

おおー、コードつけたら、一気に「カイト」らしくなった!

それから「ピーコック(駅前のスーパー)でかかってるのが弾きたい」と先生にリクエストして書いてもらった「シンコペーテッド・クロック」、学校で習った「あんたがたどこさ(伴奏してよ!と先生に促す)」、去年の発表会で合奏した「レット・イット・スノウ」、「バナナボート・ソング」、「ハランベ 」…
先生と一緒に次々弾いて楽しみました。

「あのね、夏休みにね、うちで映画観たんだよ。ドラえもん!だからその歌弾きたい。楽譜作って!」
「OK。じゃ来週作っとくよ」
「すぐ作ってね。今レッスン終わったらすぐ作ってね」
「わかったわかった」

3週間分の「ピアノロス」を、がっつり取り戻して帰ったジェリーくんでした!