HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

別れのワルツと補助ペダル🎵

2022年08月26日 | レッスン日記(小中高生)

ひまわりちゃん(中1)

レッスン室に入って「あっ、何コレ?!」

ピアノの下にセットしてある「補助ペダル」を見つけました。

さっきまで低学年のレッスンが続いていたので、補助ペダルがそのままになっていたのです。

「『補助ペダル』だよ。ちっちゃい子が使う」

と聞いて、

「へー、初めて見た!こんなのあるんだ」と、上から見たり横から見たり、手で押してみたり、興味しんしんです。 

「なるほどー、こうやってペダルを上から押すわけね。なるほどなるほど」

「ごめんね、つけっぱなしになってて。今はずすから」と片づけようとしたら

「え、待って。私も使ってみたい」と言い出すではないか。

え〜、チビッコたちが使う『補助ペダル』だよ?

いくら小柄でも、中1のひまわりちゃんには いらないんじゃ

「いいのいいの」

ひまわりちゃんは、うきうきと「補助ペダル体制」を整えました。

こんな高くなってるペダルを踏むには、トムソン椅子を一番高くして、と。

ひまわりちゃん、椅子に座って補助ペダルに足を乗せてみて、

「ちゃんと踏めるねー。でも椅子が高すぎて、ヒザがつっかえちゃうね」と少し後ろに下がってヒザを手前に避()け、そして弾きました。

ショパンの「別れのワルツ」を。

切なく優雅な、大人っぽいワルツ。

年齢の割に指の長い、大きく広がる手。

小柄な姿。

台に乗って大きく持ち上がったヒザ。

それらが渾然一体となって、一種独特なビジュアルとサウンドを醸(かも)し出していくのでした

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ヒバリ式バーナムの使い方🎵

2022年08月26日 | 音符・楽譜・テクニック

ヒバリ教室では、基本の「テクニック教材」として「バーナムピアノテクニック」のシリーズを使っています。

昔から定番として名高いテクニック教材に「ハノン」がありますが、小さい生徒たちにとってハノンは

・しんどい

・1曲が長い

・おもしろくない

・本が分厚い

・ずーっと使っててボロボロ

とイヤなことオンパレード

それに比べ、バーナムは

・かんたん

・1曲が短い(最初のうちなど4小節)

・おもしろい(タイトルやイラストがある)

・本が薄い(ノートくらいの厚み)

・次々先の本へ進めるので励みになる

と、みんなの「イヤなこと」を全て払拭(ふっしょく)した、画期的なテクニック教材なのです\(^o^)  

紫の表紙の「ミニブック」に始まり、オレンジ、ピンク、緑と進んでいくカラフルな本を楽しみに、子どもたちは練習していきます。

楽しいからといって子どもに迎合(げいごう)しているわけではなく、内容は深くて、うまく使えばピアノテクニックや譜読みの力がバリバリ付きます。

ヒバリ教室では「バーナム」の効果をさらに上げるため、「今使っている本」と「1つ前に終わった本」の2冊を並行して使っていて、「前に終わった本」は、ランダムに選んだ課題をその場で弾くことにしています。

「バーナム」の課題は、各チャプターごとに12曲ずつなので、1から12までの数字をいろんな方法で選んでいます。

その1 「人生ゲームのルーレット」

番号が10までなので、1または2が出た時はもう一度ルーレットを回して1 or 11 とかを選ぶ。


その2 12面体サイコロ」

スーパーマリオの付録()メルカリでゲット。


その3 「トランプ」。

13とジョーカーが出た時はその時、各自がルールをきめる。


こんな感じで、「何が出るかな」というちょっとしたスリルと、「新曲視奏」ぽい練習にもなってるかなと思ってるんだけど、どうかな…?

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