三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

雨ニハ負ケテモ 寒サニハ負ケナイ

2005年11月23日 | ライヴ日記
そんな三味線弾きになりたいと思います。


BATI-HOLICと貴船神社で演奏してきました。
紅葉の京都。すごい人です。
夕方の公演だったので、始まる頃にはすっかり日も暮れ。

寒い!

覚悟はしてましたが、やはり寒い。
体の芯から冷えて、手が動きません。

まずは曲弾き。
撥が狙いどおりに来てくれない!
一の糸の連打がしょっぱなから外れました。
なので、テンポはかなり抑えて。
手が動かない分は気持ちでカバー。
左手の指の方が、まだ動いたので、丁寧に丁寧に弾きました。
ある意味では、すごく集中して、気持ちを込めて、
そのときの自分のベストを尽した演奏になってたと思います。

続いて、じょんから節。
急にやることになって、
歌詞とかテンポとか不安もありつつ、
ところが、やってみると意外と速さも出せて、良かった。
じょんからは、年季入ってるので、
手が勝手に動いてくれる感じです。
頭の中で、あれ?次これだっけ?なんて思ってても、
先に手の方が正しいフレーズを弾いてる。スバラシイ。
やっぱり、旧じょんからがいちばん好きだ。
マニアの証し。


太鼓演目を挟んで、アイヤ節。
とっても心配だったのですが、案の定。
撥が動きません~~
やたらと引っ掛かってしまい、惨敗。
アイヤは難しいです。
好きな曲ではあるんだけど、
踊りのテンポに合わせるにはまだ余裕が足りません。
ベストコンディションじゃないと、どうしても焦りが出ます。
今日はなんだか踊りの方も不調?
いや、きっと、私の前奏がすでにコケてたからだな。
頑張ります。

血の巡りが悪いのか、末端冷え症なので、
なんとか改善する努力を始めたいと思いまーす。

でも。
貴船神社。
すごく素敵な舞台で演奏できて良かったです。

コメント (2)
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