三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

ルール違反?

2013年02月04日 | 三味線のはなし
さて帰宅後。
まったく進まない曲作りに取り組む。

まず取りかかっている曲の三味線ソロの手が
だいぶ固まってきたところで、
はっと気づく。

このキーだと、唄がかなり高い!


津軽三味線の場合、
だいたい四本から六本、つまりCからD辺りが落ち着く。
なので、響喜の場合はCmが基本の調子。

しかし、原曲がAmなのをCmにすれば、
唄が苦しいのは必然。
でも、高音域は出ないわけじゃないので、
三味線が立つのを優先しがち。
だって一本では津軽の雰囲気が出ない。

古典の場合は、唄の調子に三味線を合わせるのが常識だけど。

確信犯です。
コメント
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