三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

作ること。

2013年09月10日 | 三味線のはなし
ちょっと最近、疲れてきたのです。

歌謡曲のアレンジ、みたいなことに。


ごくごく稀にうまくいくときもある。
例えば、響喜のりんごメドレーみたいに。

でも、大抵は、そこそこの出来にしかならない。
私の力不足もあるけれど、洋楽を和楽器でやることの宿命的に、
そんなには面白いものは出来ないよ、と思う。
響喜でも、歌謡曲とかポップスとか、色々やったと思うけど、
レパートリーに定番として生き残ってるものは少ない。
東北民謡集シリーズが、今や完全に定番化したのとは全然違う。
自信をもって、これ!と出せるかどうか。

聴きやすいものなら良いんじゃないの、という考えもあるだろうけど、
私はやっぱり、和楽器でコード鳴らしちゃうのは“負け”だと思ってる。
そんな鬱陶しい拘りを持ってるから、疲れるんだよ。
よく分かってるけど。

疲れてきたので。


東北民謡集から2年。
そろそろ、次の定番になるものを作りたい。
コメント
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