三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

使わない方がもったいない。

2014年11月03日 | 三味線のはなし
よく、お洋服とかアクセサリーとかで
良いものだから(高いものだから)
とっておきのために普段使いせずに置いてるのは
かえって着る機会がなくてもったいない、
といわれたりしますが、
楽器だって同じこと。

三味線の皮は弾き込むほど強くなるんですって。

なるほど…
言われてみれば、
初めて楽器を手にしたときは
本当に毎日学校に持っていって何時間も弾いてた。
結果、十年破れなかった。

この間破れた裏皮は
新しい三味線で
本当ならもう少し持ってくれて良さそうだったのに破れてしまったのは、
弾き込みが足りなかったのかも。

良い三味線だから
野外みたいな過酷なところには連れていけないし、
あまり音響に期待できないようなところなら持っていっても意味ないし、
とか言ってると、案外そういう現場が多くて
本番に連れていけないことが多かった。

過保護にしすぎてもダメなんだな。
んーー反省。

とりあえず次回の和歌山に連れていきます!

コメント (2)
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