三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

稽古おさめ。

2016年12月26日 | 三味線のはなし
今年最後のお稽古は
三大上方唄のひとつ「世界」の初回でした。

三大なんとか、って
みんな好きなのねー
津軽の三大民謡とか。笑


最近、
上方唄の声になってきました。

「りんご節」を唄っても、
もはや民謡には聞こえないくらいに・・・

ザ・民謡、という声に
昔からあまり惹かれないので、
ずっと独学自己流で民謡を唄ってきて、
辿りつく先がそこかぁ。
色気のある津軽三味線、と言い続けてきたから
納得、でもありますが。

師匠には、
別に民謡らしくなくてもええやん、
大事なのはテクニックより
結局のところは音色、
心地良い音であり声なんだから、と言われました。


そうやって
いろんな回り道に見えたことも
何かしら自分で思うところがあって
始めたことではあって、
この頃ようやく一つに繋がり始めた、
そんな一年だったように思います。

コメント
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