JACKさんのところで
初代竹山師のレコードを聴かせてもらいました。
やっぱり全然違うんだよなぁーー
いわゆる "叩き" の三味線ではないから
津軽三味線の一般的な印象と比べると
やさしく聞こえるかもしれないけれど、
思っている以上にしっかり弾いている音だなと思う。
撥のアタック感は結構強い、
でも、撥音ばかりうるさくはならないバランスで、
一の糸を弾いても二・三の糸を弾くときと
音色の質感が全く変わらずにクリアに鳴る、
そしてハジキの余韻まで手を抜かないきめ細かさ。
一音一音がシビア。
何ひとつ疎かにしない厳しさでできた音のように思う。
こういうのを聴くと、今の津軽三味線は上っ面だなと思うし、
叩きや早弾きに気を取られすぎている。
と思って、その音とかテンポ感をお腹に入れて
独稽古で向き合う。
しっかりした音を鳴らす、とか
ハジキの強さとか
それこそ、糸を押さえる指の強さまで
義太夫の稽古が生きてるなぁと思う。笑
そして、津軽三味線ていいなぁと思う。
▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫
►演奏予定
7月25日(土) 天Qレディースナイト@京都・天Q
7月30日(木) 弾き語りLIVE古今心実@西院・GATTACA
詳しくはこちら
►演奏依頼 承ります
ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
こちらからお問い合わせください