三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

古典とポップ。

2013年09月12日 | 三味線のはなし
この間、お稽古にいって、
ひとまずさくっと「浪花十二月」を終えたのですが、
ちょっと上方唄の声になってきた、
と言ってもらって単純に喜んでいるところ。


三味線は断然、古典が良い。
ジャンルを問わず。
津軽だって、洋楽器とセッションしてる現代風のより、
三味線よされみたいに渋いほうが良いし、
地唄も聴いてるだけでは未だにわからないけど、自分で演奏すると面白いもの。
文楽の三味線なんて、文句なしにかっこいいし。


ポップなもの、聴きやすいものは、
とにかくまず三味線に出会ってもらうための手段。
で、その先に本当に聴いてほしいのは、古典。

三味線はやっぱり、サワリをきかせるのが大事だから、
西洋的な音階だと死んでしまう場合もある。

三味線はギターではないのだ。

三味線が
三味線らしく
素敵に聴こえるものを
書きたいし、演奏したい。

この煩(うるさ)さ、
愛ゆえだから。


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