蜘蛛女のキス@シアター・ドラマシティ
行ってきました!
いつだったか、石丸幹二さんがテレビで歌ってるのを聴いて
あれ、この人、今まで私が思ってた以上に上手いなと思って
これは舞台で聴かなくちゃ!という勢いでチケット取りました。
東京公演ですでに、石丸幹二の新たな当り役、という評判でしたが、
実際ほんとに素晴らしかった!!
夢見るように弾んだり
不安に震えたり
やさしさ、切なさ、愛しさ、そして強さ、
いろんな面を見せながら、
でもそれがちゃんとモリーナという一人の人間になって見える。
並んだらバレンティンより大きいくらいの男なのに
恋する女に見える。
可愛かったり、可哀そうだったり、美しかったりする。
実は原作を読み直して行ったんですが、
舞台版とは違う部分も多くて
中でもいちばん違ったなと感じたのは
モリーナとバレンティンの関係性。
原作では、もっと長い時間をかけて
全く接点のない人生を送ってきた二人が
お互いを少しずつ知り、自分が知らなかったものを知る、
そして惹かれ合う、ように思えたけれど、
舞台版だとモリーナの圧倒的な片想いに見えてしまった。
さらにいうと、モリーナがなぜそれほどバレンティンを愛したのかが
よくわからなくて、恋とはそんなものかもしれないけど
もうちょっと何かあったんじゃないのかなぁなどと。
一方で、監獄の暗さと映画の空想の華やかさとの
鮮やかな対比はミュージカルならではで、
ラストシーンはモリーナにとっての
ハッピーエンドが描かれたのだと思いました。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
12月26日(日) Penguin's Live@西宮Live Spot Penguin
12月29日(水) 三味線三昧@京都・天Q
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