というと、
まぁ正気の沙汰ではない、とか言われますけれども。笑
一般的には三味線の弦は絹糸ですが、
津軽三味線の場合、三の糸(いちばん高音の細い弦)には
テトロンやナイロンなどの切れにくい弦を使う人がほとんどです。
奏法の激しさに対して、三の糸の太さが
他の三味線と大体同じでは切れる危険が大きすぎるというわけです。
義太夫三味線の場合は、三の糸も絹を使いますが
かなり太い弦になるので事情が違うのです。
私も津軽三味線を始めた頃は
当然のようにテトロン弦を使ってましたが、
地歌三絃を始めて、絹の三の糸の音色を知ってしまってから
津軽三味線にも絹糸を使うようになりました。
だって、音色が全然違う。
私の場合は、津軽でも”叩き”がウリではないから
絹糸の響きが合うと思う。
とはいえ、そこはケースバイケースで
長時間とか野外の本番ではテトロン弦を使う方がいいこともあり、
絹とテトロンを併用していたのですが、
去年はいろいろ忙しくなりすぎて余裕を失い
このところずっとテトロン弦を張りっぱなしでした。
年も改まったことだし
ここは気持ちを入れ替えて
この間は久しぶりに絹糸を張って演奏しました。
音色の違いにすぐ気づく白米さん、さすがですよねー。
そんな細かなこだわりの話が出来ちゃうのも
三味線三昧チームの好きなところ。
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お時間とご興味のある方は
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椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
2月19日(金) 古今東西「弦」meeting@西院GATTACA
2月26日(金) 三味線三昧@京都・天Q
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