来週の女流義太夫演奏会「瑠璃の会」では
畏れ多くも道行きでシン（タテ）を弾かせていただきます。
つまり、一番中心となる奏者ということで
本来なら一番力のある人がシンになるのですが、
今回は一番未熟者のわたくしが勉強させていただきます。。
そうはいっても、師匠と駒清お姉さんが両脇を固めてくださるので
実はやっぱり大いに支えられて弾いているのが実際だし、
それはもう、ひしひしと感じております。
一方、月末に、舞踊会で地歌「ゆき」の地方をすることになり、
こちらはツレです。
いつもは、師匠のツレ弾きなのですが、
今回は姉弟子のツレをさせていただきます。
しかも、普段は三味線のみですが、
今回は弾き歌いでツレ、という初めての挑戦。
タテとツレ。
真逆のことを並行して稽古する週末でした。
とはいえ、両方を経験させてもらうことで
色んなことがよりはっきりと見えてきます。
ツレの時に、タテがこういうふうに合図をしてくれたら
入りやすいな、というようなことを感じたら、
今度は自分がタテの時に意識してみる、とか
本当に、良い勉強をさせていただいています。
でもね、これはやっぱり、自分が学びたいと思わないと
巡ってこないチャンスだと思うし、
学びとることもできないことだと思う。
今年は本気で勉強するよ。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
3月6日（土） 女流義太夫演奏会 第5回瑠璃の会
3月31日（水） 三味線三昧＠京都・天Q
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