三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

岬のマヨイガ/人魚姫の町。

2024年03月11日 | 読書
あれから13年。
今日は震災後の東北を舞台にしたファンタジーを2冊。


シリーズにはなっているものの
ストーリーの直接のつながりはない。
1冊目は震災のその日から始まる物語、
2冊目は震災から9年たって故郷を訪ねる物語。
どちらにも不思議な力を持つおばあさんと妖怪たちが出てくる。
そして、血のつながりを超えて
助け合い支え合い、ともに強くなっていく存在。

津波に襲われた沿岸の人たちに
山を越えて遠野から支援の手が差し伸べられる。
作中の伝説で語られた昔から変わらないありように、
遠野だけじゃない、世界中が被災地を気にかけてる、という言葉。

その当たり前のやさしさを
失わない世界であってほしい。
能登にもガザにもウクライナにも。どうか。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
 3月18日(月) 伝音ライブ!@京都市立芸術大学
 3月22日(金) 三味線三昧@京都・天Q
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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