第五回華蓮の会。

お知らせは続きます。

4月23日(日)は
第五回華蓮の会。



師範披露目にて
上方唄「世界」を演奏します。

去年の秋ぐらいから
お稽古を始めたような気がするのですが、
自分のなかでのピークがずいぶん早くに来てしまって
現在倦怠期的な停滞期に嵌ってしまい
本番に向けての調整に悩んでおります。

他のコトやりすぎ、っていう説もありますが。笑
そこは後悔も反省もするまいぞ。

とりあえず
今日の発見は
ちょっとお腹がすいてる方がいい感じじゃないかということ。
食後の稽古より食前の稽古。
本番も早めにお昼食べようっと。

女流義太夫演奏会 瑠璃の会。

春本番。
公演続きの春。
順次、お知らせなど。



来週は
師匠の出演される演奏会。

女流義太夫ってなに？
という方も多いかと思いますが、
明治大正ごろにはアイドル級の人気があったジャンルです。



女流義太夫演奏会
第一回瑠璃の会

日時：4月22日（土）
　　　開演2時（開場1時半）
会場：御霊神社儀式殿
　　　大阪市中央区淡路町4-4-3
　　　（淀屋橋駅徒歩5分，肥後橋駅徒歩6分）
料金：2000円（全席自由）

演目：鎌倉三代記　三浦之助母別れの段
　　　　　浄瑠璃：竹本住蝶　三味線：豊澤住輔
　　　碁太平記白石噺　新吉原揚屋の段
　　　　　浄瑠璃：竹本土佐恵　三味線：鶴澤駒清

申込み・問合せ：義太夫協会

初舞台。

ご丁寧に手渡しで案内状をいただいたので
学生さんたちのステージを見に行きました。

クラブ活動で1年くらい練習してきての本番。
もちろん、そんなハイレベルの演奏ではないけど、
楽しくてやってる姿は見ていて気持ちがいい。

考えてみたら
私も学生時代に三味線を初めて手にして
1年くらいで無謀なソロデビューをやったんだった。
本当に散々な出来だった記憶がある。
ピアノみたいにミスタッチさえなければ
少なくとも音程が狂うということのない鍵盤楽器と違って
三味線はフレットレスの弦楽器だから
どこかでツボが狂うと
果てしなく逸脱していってしまう。
開放弦に戻ってきて愕然とする音痴ぶり。
一人で弾くことの怖さ、シビアさを
思い知らされた初舞台でした。

いやー懐かしいなー。
ずいぶん大人になったものです。

そういえば当時は
着物も自分で着られなくて
いつも洋服でライブしてたなー。

追加公演。

忙しい春。

さらに
もういっこ。

5月12日(金)
もうすっかりお馴染みの
京都・天Ｑさんにてライブです。
踊り子ゆっこ初見参。

さて
いつもの津軽的プログラムか
はたまた
カルメン投入か。

乞うご期待。

SP。

ジャンルは違えど
師匠や先輩方が異口同音に仰るのは

昔の名人はもっと上手かった。

師匠もまた先輩からそう言われてきた、というのだから
もう私などが今リアルタイムで聴くよりも
昔のレアな音源を聴いた方がいいのかもしれない。
もちろん、生の舞台は捨てられない魅力もあるけれど。

大正から昭和初期頃の
長唄のSPレコードを聴いた。
合方の部分で三味線が二挺の演奏なんだけど、
上手すぎる。
勘所も間もぴたっと決まるし
めちゃくちゃ早弾きだし
それでも余裕の演奏に聞こえる。
なんだこれ。
カッコよすぎる。
惚れ惚れする。
と同時に悔しくもある。
私もこんな演奏したいと思わされる。

このマニアックな興奮、
なかなか分かってもらえないのが残念なり。

今こんな演奏できる人おらんもんなぁ…と
異口同音に語られるのも残念。
何が違うのか
なぜ違ってきてしまったのか。
どうしたら取り戻せるのか。

三味線はもうこのままずっと
下り坂をゆっくり進んでいくだけなのか。
どこかでもう一度這い上がるのか。

三味線が本当にかっこいいのは
現代曲じゃなく古典だと思う。

最近のキティさん事情。

台湾のおみやげを貰いました。



台湾みやげといったら
パイナップルケーキか
キティさんらしきものか
二択ですね(笑)


キティさんといえば
先日のランチタイム、
あの人ヤンキーやで。
絶対プライベートでキティちゃんの健康スリッパ履いてるねんで。
とか言われている某先生が話題になりました。

いや、そのスリッパ、
まんま私が家で履いてるやつね。



これのことでしょ。
何か問題でも？




これは
ローソンでシールを集めると貰えるお皿。
これほしいねん、と口走ったら
お友だちが動員かけて集めてくれました。
その人脈、あるいは人徳、
すごいよね。


そんなこんなで
あいかわらず
キティさんは少しずつ増えていきます。

和楽器布教活動中。

昨日、天Ｑ邦楽の宴の最後は
伴さん、いっちぃさんの尺八と
itaruさん、私の津軽三味線で
「上を向いて歩こう」の打合せなしセッションでした。



和楽器っていっても
こんな気軽にやればいいし
楽しんじゃえばいい、というのを
いろんな形で、いろんなところで
広げていけたらなと思います。

というわけで
この春は調子にのってライブ入れすぎましたので、
きっとどこかでアナタの予定とも合うはずです。
ぜひどうぞ。

4月23日(日)
第五回華蓮の会　箏曲・地歌・上方唄・長唄演奏会
@大阪国立文楽劇場小ホール
11時開演　入場料3,000円
師範御披露目で上方唄「世界」を演奏します。

4月27日(木)
投げ銭ライブ@みけねこ食堂
19:30～　千静，SONO ソロ
20:30～　SONO☆JACK with 千静

4月29日(土)
Penguin Live 唄に国境はない！@Livespot Penguin
20:00start Charge 2000円（飲食代別）
響喜／J.S.Breath／水谷ノブト／nobon／アーミータイツ

5月1日(月)
天Ｑワールドミュージックフェスティバル
@カフェ&バー天Ｑ

5月2日(火)
食博覧会@インテックス大阪
13:00～　SONO☆JACK with 千静

5月3日(水祝)
食博覧会@インテックス大阪
14:30～　響喜

5月5日(金祝)
食博覧会@インテックス大阪
12:00～，14:00～　小梅&万響


宜しくどうぞ。

天Ｑ邦楽の宴。

この週末を逃すと
今年のお花見も逃しそうな本日、
天Ｑ邦楽の宴がまったりと開催されました。



尺八奏者のお二人を前に
三味線&箏の「春の海」からスタートする響喜。
何年ぶりかの夜桜お七、
今季の弾きおさめ、春よ来い、と
春ならではのプログラムでした。



トップバッターだったので
あとはゆっくり
おうどんをいただきつつ。

桜の森の満開の下。

朗読と音楽の調べ「桜の森の満開の下」

@ミュージックサロンYoshikawa

この

どこかで見たようなチラシ！笑

本編にはサロメは関係なくて

今日の作品のテキストはすべて坂口安吾。

その朗読に箏や篠笛、三味線、ギター、歌が

かわるがわる絡んでいくという構成。

朗読とのコラボも

いつかやってみたいんですが、

言葉が入ると

わかりやすい反面、

音で表現する余地が限定される気がして

そのバランスが難しそう。

今日のテキストに対して

My favorite things とかAve Maria のような

異質なものがぽーんと入ってくる感じは好き。

ラストシーンは

相棒で時々出てくるキリエでもいいな。

我がEN「SALOME 」のフライヤー。

いつ見ても最高に好き。

これだけはどこにも負けないと思う。

あーーまたアングラ耽美派の作品やりたいわー。笑

こんな本格作品じゃないけど

来月は小梅さんとカルメンをやるので

それも楽しみ。

なぜか出来ない。

歌詞の言葉を立てる、
つまり子音をはっきり発音する、
というのは洋の東西を問わず
唄のテクニックのひとつ。

実は今月
第五回華蓮の会もあって
師範御披露目となりまして
上方唄「世界」を稽古中。

出来てないことは色々ある中で
「と」の発音になぜか躓く。
なんか洋風になってるらしい。

言葉をはっきり言おうと
意識しすぎてるのかなぁ。

単語の頭にくる「と」と
助詞の「と」は違う。
そんな当たり前のことが意識から抜けて
常に全力になってしまう。
こういうの、学生時代に声楽のレッスンでもやったなーそういえば。

三味線もいっしょで
ずっと一本調子の音になってしまう。

津軽三味線を弾くときは
もっといろんなことに気を使ってる。

まだまだ余裕かない。
あるいは欲がない。

痒いところに手が届く。

っていうんじゃないけど

人から褒め言葉をいただくのは
何にしたってありがたいし嬉しいことではあるけれど

自分の中でのこだわりのポイントみたいなところを
拾ってもらえると嬉しさ倍増どころか
十倍も百倍もになる。

個人的に気に入ってるところ
会心の出来だと自負してるところ
思い入れのある部分
そんなところにコメントもらえると
やったーって内心ガッツポーズです。

そして
よく知ってる人、わかってる人からの言葉も
また格別の重さ。

気づけば20年来のつき合いになる友だちから
ものすごくうれしいメッセージが来た。
20年、ずっと親しくしてたわけではなくて
何年ぶりかで突然連絡があったりを繰り返しながら
細く長く続いてるけど、
お互いに出会った頃とは全然違う音楽をやってて
でも、あの頃よりずっと音楽の楽しさを知ってる大人に
なれたんだなーと思う。
なんか、しあわせを感じるというか
心があったまった。


でも、体は冷えてて
４月だというのに貼るカイロ着用中。
お腹が冷たくてヤバい。

都々逸とぞめき囃子。

あなたの声には都々逸なんかいいと思う

とか
言わんとすることは大変よく分かるんですが

都々逸って
声だけじゃなくて
話術も、むしろ話術が大事なんじゃないかと
野中師匠を見てると思うのです。




古賀政男って三味線を弾いたりもするのかーと
軽い気持ちで見てみたら
びっくりするほど良い三味線。

こういうのも
ええなーと思うんです。

思うんですけど

無条件にわくわくできるのは
やっぱり祭囃子の方だなぁ。

阿波踊がやりたくて
メンバーをあたってみたりしたのですが
今回はスケジュール調整ができず。
でも絶対楽しいから。
またトライします。

うたとかたり。

三味線音楽の分類のひとつに
語りもの／歌もの
というのがある。

津軽民謡も上方唄も
唄である。

唄うことはできるけれど、
語ることは私には難しい。

そういう表現の出し方がわからない。

自分の引き出しにないものは
やっぱりなかなか出来ない。
簡単には請け合えないし
自信の持てないものは
人前に出すべきではない。

プライド云々（うんぬん）ではなくして
性格なんだと思う。
うまく言えないけど。

うまく言えないけど

やりたくないんじゃなくて
やれる気がしない。


まぁいいじゃないですか。
三味線と唄だって大抵は分業。
まして唄も語りもなんて欲ばりすぎだぜ。





ちょっと一服。

津軽海峡冬景色。

4/1みけねこライブで
SONO☆JACKさんと1曲コラボ。



ウクレレと三線と津軽三味線の
津軽海峡冬景色。

楽しかったですよー。

歌わないと
こんなに自由に展開できるんだな、とか
コードのバッキングに乗って
アドリブソロを弾くとか
新鮮でした。

この面子にて
来月は食博覧会に進出します。

来週は天Ｑライブ。

昨日は出町柳。
来週は千本中立売。
と京都づいております。


2017.4.9.Sun.
天Q邦楽の宴

【Place】カフェ＆バー天Q
【Start】19:00
【Charge】投げ銭制
【Musician】いっちい総本舗[尺八]，伴英将[尺八]，itaru[津軽三味線]，響喜[津軽三味線＆箏]


響喜では
春にちなんで
ものすごく久々の曲を出してみます。
2人ともまったく構成とか覚えてなかったし
楽譜にはメロディーしか書いてないし、で
録音を頼りに再構成しました。
文明の利器バンザイ。



写真ではあまりわからないけど
4月。あふちゃんも新しいお洋服に。
ずっと着てた杏さん手作りのお洋服、
穴が開いてきちゃったので…
今日はおやつ一人占めっぽい写真。