自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサク,今(44)

2018-03-23 | マンサク

ツマグロキンバエなら常連なのでいつでもやって来るだろうと思っていたのですが,意外にも遅く見かけました。それほどに,今冬は気温が低めで推移したというところでしょうか。ツマグロキンバエの行動をも制約した寒さだったのです。

覗き込むこの姿がいいですね。「待ってました!」といわんばかりの雰囲気が伝わって来ます。

 

歩いて隣りの花に移動。メスと判別できます。 

 

口吻を花の奥に差し入れるので,葯に触れるとみえ,どっさり花粉が付いています。こういう風景がいいですね。

 

ツマグロキンバエはこれから盛んに訪れそうな気がします。 

 


ホソヒラタアブ,幼虫の誕生(続々)

2018-03-23 | ヒラタアブ

誕生後一日が経過。ほとんど動かなかった二匹の幼虫がやっと動きかけました。

後で生まれた幼虫が隣りの葉に移って来ました。

 

右下の幼虫がそれです。左上の個体は先に生まれたもの。 

 

ときには頭をもたげ,伸縮を繰り返しながら歩いて行きます。

 

二匹の幼虫が会う場面がありました。 

 

頭を触れて,互いを確認するしぐさをしました。識別しているのでしょうか。

 

この後,別れて行きました。

 

同じ日の同じ時間帯に,ホシノヒトミに産付された卵はどうなっているでしょう。惜しいことに発生が停止してしまったようです。萎んでいます。 

 

観察者としては,今回これだけの情報が得られたことに満点を付けたいですね。 ハッピーな気持ちです。