ミスジミバエと思われるハエが花を覗き込んで摂食中でした。黒地に黄の紋様がくっきり。複眼はきらきらと金属光沢を放っています。
一心に花に頭部を入れていたので,撮影には苦労なし。頭を上げたときに口元を見ると,吻がなんともユニーク。「おいしかったー!」とでも思いながら,口元を動かしていたにちがいありません。
隣りの花に移って行くときに,前脚でからだをきれいにしていました。これはハエ類のいつものしぐさ。
花のすくない季節は,昆虫との出合いがしっかり印象づけられます。虫は「ありがたい。やっとここで花に巡り合えた!」とでも思って,摂食に励むのでしょう。