自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ベニシジミ,今年初撮影

2018-03-24 | ベニシジミ

ベニシジミの初見は数日前のこと。

今日(3月24日)はベニシジミを初めて撮影しました。場所はN公園。ポカポカと暖かな日中だったので,出て来るのではないかなと思っていたら,やっぱり! 正直なものです。

目の前を横切って,すぐ近くの枯草に舞い降りました。「写真に撮りたい!」。こころが叫んでいました。

 

しばらくして,そこから舞い上がり,数メートル離れた草に再び降りました。「よし,よし」。なんとか撮れました。

 

そんなことを繰り返すたびに,近寄りながら撮影していきました。「じっとしていておくれ」。そんな気持ちです。

 

「アップで撮っておこう」。急いで撮ったのが下写真。

 

ベニシジミの産卵,孵化を今年もしっかり画像記録しようと思っています。いのちが躍動を始める季節はやはり最高です。

 


マンサク,今(45)

2018-03-24 | マンサク

同じ種の繰り返しもありますが,こうして毎回一つの昆虫の姿を取り上げてきて今回で45回を数えます。それほど,マンサクにかかわる冬・早春の昆虫が多様にいるのですね。改めて「ほっ,ほーっ!」とうれしくなっています。

このハチはチュウレンジバチの姿にそっくり。初めて見ました。腹部の様子がまったく見えないので,同定作業はこれ以上進みません。頭に付いた花粉はハチの行動力を物語っています。

 

小さなハチですが,じつに堂々とした姿です。

 

歩いて次の花に移っていきました。そこでも,貪り食うようにして栄養を補給していました。 

 

初めての目撃はいつも新鮮な印象を残します。

 


ホソヒラタアブの卵

2018-03-24 | ヒラタアブ

 春になって畑の草がどんどん生え,伸びていきます。放っておくわけにゆかず,暇を見つけては除草に励みます。

その褒美にか,引いている草のところにホソヒラタアブが飛来。そうしてホシノヒトミの葉に産卵していきました。「これはいいぞ!」とうれしくなって確認。すると,真っ白な卵が一粒ぽつん。

その茎を切って,水に差しておいてから六日目。下写真がそれです。もう孵化しているのかと思ったら,まだでした(ほっ!)。このところの寒さが影響しているのでしょう。

 

びっくりしたのはこの茎の下の方にアブラムシがいたこと。成虫はちゃんとそのことを知って産卵したのです。

 

 

超近接撮影をしました。長さは1mmに達していません。なんとなく上部が黒っぽく見える感じ。卵が萎んでいないので,いずれ誕生するのは確かです。

 

葉の表面に生えた突起の間に産み付けられています。 

 

生まれ出る瞬間を撮影できたら,ハッピーなのですが。引き続き変化を追えるところまで追ってみます。