オドリバエと思われるハエが花の中を覗き込んでいました。頑丈そうなからだつきをしていて,わたしの目を一気に引き付けました。
脚先の鉤爪でからだをしっかり支え,ぐうーっと身を乗り出した格好です。口吻が奥に伸びているのがすこしだけ見えます。
よほどお気に入りのものがあると思われます。
口吻が長ければ,大きめのからだでも大丈夫。吸蜜にとても役立つ道具ものです。マンサクの花はじつにたくさんの昆虫にお世話になっています。
オドリバエと思われるハエが花の中を覗き込んでいました。頑丈そうなからだつきをしていて,わたしの目を一気に引き付けました。
脚先の鉤爪でからだをしっかり支え,ぐうーっと身を乗り出した格好です。口吻が奥に伸びているのがすこしだけ見えます。
よほどお気に入りのものがあると思われます。
口吻が長ければ,大きめのからだでも大丈夫。吸蜜にとても役立つ道具ものです。マンサクの花はじつにたくさんの昆虫にお世話になっています。
3月25日(日)。ホシノヒトミの群生地でヤマトシジミを初見。
「わっ,ヤマトシジミだ!」と思ってカメラを準備していたら,パッと舞い上がって行ってしまいました。残念! シャッターチャンスを逃した後,しばらく観察を続けました。すると,ふしぎふしぎ,どこからかヤマトシジミが現れて目の前のホシノヒトミに着地。
ところがカメラを近づけかけた途端,またパッと舞い上がったのです。「しまったー!」。とても残念な気持ちになりました。
と思ってそのチョウの行方を見守っていると,5m先の,ホシノヒトミがまばらに咲くところに着地。そのうちの一つの花で吸蜜を始めたらしいのです。大急ぎでそっと近寄って行きました。もちろん,写しながらそっとそっと。口吻が伸びているのがわかります。
もうすこし近づいて撮ったのが下写真です。
この写真を撮った瞬間,向こうへ去って行きました。
初めのチョウと同じ個体だったのでしょうか,あるいは別個体だったのでしょうか。残念な気持ち,ラッキーな気持ち,この二つを味わった初見日となりました。ふしぎが続きます。
いくぶん大きめのハチが来ていました。すでにからだには花粉が付いています。今はハナバチの一種としておきます。触角の先に白い突起が二股になって突き出しているのが特徴です。
移動してハコベの花に着地。どうやら関心がありそう。
すぐ花にからだを被せる格好で食餌に入りました。しかし,このときはじつにあっさりと食餌を切り上げて去って行きました。
このような大きな昆虫が来ると,観察する者としては助かります。もちろん行動が観察しやすいからです。次はどんな報告ができるでしょうか。