コンクリート階段の隅に落ち葉が溜まっています。葉を取り除くと,ダンゴムシがたくさんいました。適当に湿気があって,枯れ葉という食べ物があるので,すみ心地がよいのでしょう。
近くの階段では交尾中のペアが2組。
「そうだ,ダンゴムシの飼育にチャレンジだったんだ」。そう思い出し,家に帰ってダンゴムシを採集しました。飼育容器は植木鉢の大型受け皿(底面直径25cm)。側面がつるつるしているので,ダンゴムシが逃げ出したりはしないでしょう。市販の昆虫飼育ケースは底面が長方形で,しかも底が深くなっています。このかたちは写真撮影には不向きです。受け皿だと周りは曲面。自由に回転させて,都合のよい向きからの撮影が可能です。それもとっさのタイミングを逃さないでしょう。
石を除くと,ダンゴムシが居心地よさそう(?)。交尾中のペアもいました。
乾かないように管理すれば蓋をしなくてもよいでしょう。
新型コロナウイルス感染拡大の防止で,休校・休園中の小さな子どもさんへ(もしこの記事を読んでいただいていれば,の話)。ダンゴムシの飼育観察をしませんか。わたしは初めてのチャレンジです。ダンゴムシを飼うコツを知っておこうと,図書館で子ども向けの本を三冊借りて来ました。チャレンジというほどのことはない試みですが,自分の目でダンゴムシのくらしぶりが確かめられたらたのしいだろうなとわくわくしています。