自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャコウアゲハ観察記(その391)

2020-05-15 | ジャコウアゲハ

前回ご紹介した幼虫の続き話をしましょう。

ジャコウアゲハの幼虫はふつう,出終わって,殻をせっせと食します。しかし,この幼虫はそうでもなく,「なんだか目新しい風景だ。慎重に慎重に動かなくちゃ,こわいこわい」とでもいったふう。卵殻の上をゆっくり動いて,殻から降りようとしません。というか,その気配すらないのです。

 

そんな風景を接写しましたのでご紹介します。表情まで想像できたらスゴイ!

 

そのままの姿勢で殻を食べかけました。

 

しかし,どうも熱心じゃないようです。

 

結局,摂食するのをやめて殻から離れて行きました。

 

こんな個体もあるのですね。

 


ツマグロヒョウモン,産卵から孵化へ(9)

2020-05-15 | ツマグロヒョウモン

5月12日(火)。先に孵化した卵とは別の,もう一つの卵についての記録です。同時に産付されたので,産付十三日目になります。朝7時に孵化しました。産付後十一日と22時間が経ったことになります。きょうだいの誕生に時間差が相当にあったわけです。

 

穴をあけ始めてからここまで1時間少々。

 

着地直前。

 

この幼虫もやっぱりダンス(?)風の動作をしました。

 

笑い転げているみたい。

 

こんな場面を朝見ると,一日が心地よく過ごせそう。