自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ギフチョウの孵化(3)

2020-05-09 | 昆虫

同じ葉の同じ位置に産み付けられた卵は同じ親が産んだもの。つまり,みんなきょうだい。

それで,生まれるときはほんとうに時を同じくして生れて来ます。固めの殻に入っているので,ギフチョウの幼虫はそれを噛み切るに時間がかかります。その分,撮影者はゆとりをもって対応できます。

 

頭にピントを合わせます。目を凝らして見守ります。

 

こちら向き出てくれて,ホッ。

 

続いて次の卵で孵化が進行中です。

 

頭部を突き出した瞬間。

 

出て来ました。後方の卵が直径1mm。頭は0.3mm。

 

宿るいのちを感じて,“小さな宇宙”に思えてきました。

 


ハナバチとパンジー

2020-05-09 | 昆虫と花

コハナバチのなかまと思われるハチが来て,せっせと摂食。このときはたった一匹だったのですが,それだけに熱心さが印象に残りました。

 

「もっとこちらに来てくれればよいのに」と思いながら待ちました。

 

でも,これが一番近くに来てくれたときの一コマ。うんと手を伸ばして撮りました。

 

同定できれば申し分ないものの,この距離ではわたしの力を超えています。