今度は真正面から見てみました。なんともいかついといった風。
よく見ると,側単眼も機械感覚毛も。脚はいかにも節足動物のそれ。
孵化する姿を真横から見ました。からだの節がよくわかります。前の節からはそれぞれ脚が一対生えています。そこが胸部。
こうして見ると,生まれ出る際の懸命さが伝わってきます。
先に生まれた幼虫(左)はまだ殻からは出切っていません。なのに,あとから生まれようとしている幼虫(右)を大急ぎで助けているようにも見えます。ほんとうはどうなのでしょう。とにかく脚がもつれ合っていました。
昆虫の生態写真って刺激的だなあ。