自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ナナホシテントウ,孵化!(続)

2020-05-27 | 昆虫

今度は真正面から見てみました。なんともいかついといった風。

 

よく見ると,側単眼も機械感覚毛も。脚はいかにも節足動物のそれ。

 

孵化する姿を真横から見ました。からだの節がよくわかります。前の節からはそれぞれ脚が一対生えています。そこが胸部。

 

こうして見ると,生まれ出る際の懸命さが伝わってきます。

 

先に生まれた幼虫(左)はまだ殻からは出切っていません。なのに,あとから生まれようとしている幼虫(右)を大急ぎで助けているようにも見えます。ほんとうはどうなのでしょう。とにかく脚がもつれ合っていました。

 

昆虫の生態写真って刺激的だなあ。

 


モンキアゲハ,孵化まで(5)

2020-05-27 | モンキアゲハ

5月23日(土),午前8時。産付七日目。産付後141時間(24h×5+21h)経過。寄生バチの産卵で心配していましたが,順調に推移しているようです。影響は孵化後現れると思われます。

 

午後7時。産付後152時間(24h×6+8h)経過。からだの毛が見えて来ました。

 

もう一つの卵では,頭部ができつつあります。

 

5月24日(日),午前8時。産付八日目。産付後165時間(24h×6+21h)経過。もうすっかりからだが出来上がっています。

 

もう一つの卵です。二つとも今日中には孵化しそう。昼間ならよいのですが。

 


今どき,クロアゲハの卵期間(1)

2020-05-27 | クロアゲハ

5月21日(木),正午。アゲハの庭園にあるキンカンの整枝作業。そのとき,どこからかクロアゲハが飛来。見ていると,前脚の先を葉に触れ,木を回りながら産卵の最適場所を探している様子。

 

そして,日陰になったところの葉に産卵しました。さらに,木の根元から生えているナンテンの葉で産卵行動。この二カ所を目撃しました。

クロアゲハが去った後を確かめると,ちゃんと産み付けられていました。

キンカンの葉の裏。

 

ナンテンの葉の裏。

 

もちろん,孵化までを追って,何日で孵化するか見届けようと思います。それにしても,なんと幸運な目撃が続くことか。

5月22日(金),午前8時。産付後20時間が経過。頂部に薄っすらと影が見えます。