自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモン,産卵から孵化へ(5)

2020-05-10 | ツマグロヒョウモン

4月9日(土)。朝見ると,影がさらにはっきり。

 

パンジーの葉にある,他の卵です。上写真ほどの変化は感じられず,黄色みに濃淡が出ている様子。

 

ホトケノザの茎に産み付けられた卵です。右下の濃い褐色は何でしょうか。内部のものか,外のものか,よくわかりません。

 

さらに追加話。夕方,一枚目写真の卵を見ると激変! からだがほぼ出来上がっているようなのです。頭部がはっきり,顎もくっきり。

 

 

ちがう向きから見ました。赤い部分が顎です。

 

たった一日のうちでこんなに変化するのです。したがって,変化が始まれば何度も確認しなくてはなりません。

 


スズメバチのなかまとカラスノエンドウ

2020-05-10 | 昆虫と花

カラスノエンドウの花に,ハチまでやって来ました。それも二種。

一匹目はキイロスズメバチに似ています。せわしなく動き,しかも警戒心があるようなので背からの撮影は叶いませんでした。花の付け根に口が向いています。花外蜜腺を探しているのでしょう。

 

二匹目はヒメスズメバチのようです。

 

これもあちこち動き回りました。やはり蜜を探しているように見えました。

 

カラスノエンドウの群落では,意外といのちがうごめいているとみました。ここにアブラムシがいたり,テントウムシがいたり,アリが来たりするわけですから,じつに動的な営みにさえ見えます。