あれほどたくさんのアカタテハの卵を見て,いくつも孵化を観察したことを思い浮かべると,相当たくさんの蛹ができると思われます。石垣のカラムシを見ると,あちこちに葉を綴ってつくられた巣が目に付きます。
中が見えなくても,外から軽くつまむと蛹になっていることがよくわかります。隙間をつくってそっと中を覗くと,蛹がぶら下がっています。
中には,隙間がある巣もあり,蛹が入っているのが一目で確認できます。ところが,蛹の表面をよく見ると……。
アオムシコバチがいました。どうやら卵を産み付けている様子です。
これは無残な結果が想像できます。
自然の摂理はいつも厳しい!